すがすがしい気持ちになれる秀作でした！

”この映画の主人公は、あなたです”・・・

そんな予告の段階でとても観たかった映画の一つ、Ｌｉｆｅ！。

伝統ある雑誌社の写真部に勤める主人公にふりかかる災難と、

突拍子も無い冒険、センスのいい音楽と圧倒的な映像美で

織り成されてゆくストーリー。

空想癖のある主人公のユニークなキャラクターもあってか、

ハラハラする展開ながらも心地よい時間が映画館に流れて

いきます。

監督、製作、主演のベン・スティラー、

孤高のカメラマンを演じるショーン・ペン

（セリフが心にしみます。かっこいい！）、

主人公の母親を演じる、相変わらず笑顔がとっても

素敵なシャーリー・マクレーン。

「ありえない！」とか、「そんなバカな」っていう否定的な

見方を抜きに楽しめる方なら、この素晴らしいキャスト

の皆さんに、きっと、未知の世界に一歩踏み出す勇気、

改革、革新の際に大切な心を教えてもらえるはずです。

私も、この映画を見た後、ジーンとしました。　

ＴＶ、雑誌など、ジャーナリズムに関わる方はもちろん、

この春、新しい環境に身をおく皆さんには

特におススメですよ。

想像以上に、この時期にピッタリの、

春風のように爽やかな一本でした。