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2026年02月16日
宮崎発のいちご「gem berry ~ジェムベリー~」(2026年02月14日放送)

旬を迎えたイチゴの中で、いま注目を集めているのが「gem berry」です。
安定した糖度と張りのある果肉が特徴の品種「スターナイト」の中から、特に品質の高いものだけを厳選し、2024年12月に販売がスタートしました。
宮崎を代表するイチゴを目指す、新たな取り組みです。
わずか1割だけが選ばれる厳選品質
取材で訪れたのは宮崎市の農園。ビニールハウスには多くのイチゴが実っていますが、gem berryーとして認められるのは全体のおよそ1割ほどです。
宮崎中央青果 果実部の浜砂昭弘さんが、スターナイトの価値をより高めるために独自の基準を設けて考案しました。

選別基準は
・形 ・艶 ・色 ・サイズバランス ・傷やストレスの有無
この5項目すべてを満たしたものだけが名乗ることができます。
現在は県内5戸の農家が生産に取り組み、厳しい基準のもとで品質を守っています。
このうち3農家が12月から出荷スタートし、販売を開始しています。

スターナイトの大きな特徴は、完熟しても果肉の張りを保てること。
一般的なイチゴは根元まで赤く熟すと柔らかくなりやすいですが、この品種はしっかりとした食感を維持します。
これにより、見た目の美しさと味わいの両立が実現しました。
gem berryは濃厚な甘さの中にやさしい酸味が調和し、ヘタの近くまで均一な甘さが広がります。

収穫後は生産者が一粒ずつ手作業で選別し、基準を満たさないものは通常のスターナイトとして出荷されます。
厳しい選別を経て生まれるため、1パックが完成するまでに多くのイチゴが必要となり、生産量は限られています。
店頭でも人気、贈答用として注目
販売店の一つであるLa Dish大橋店では、入荷数は一度に6パック程度と希少ながら、並べばすぐに売れる人気商品となっています。
美しい断面と輝く艶が評価され、贈答用や自分へのご褒美として選ばれることが増えています。
価格は一般的なイチゴより100円から200円ほど高めですが、その品質の高さが支持を集めています。

生産者や関係者は、将来的に「宮崎といえばgem berry」と言われる存在になることを目標に掲げています。
味・見た目・希少性を兼ね備えたイチゴは、宮崎の新たな特産品として期待が高まっています。
■gem berry 販売店
・洋康青果(宮崎山形屋内)・青果店Lien Farm ・杉尾青果 ・La Dish大橋店
・イオンマックスバリュー各店舗






