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2026年03月09日

宮崎出身の落語家・吉原馬雀 真打昇進の舞台裏に密着(2026年03月7日放送)

1年前に番組で紹介した宮崎出身の落語家、吉原馬雀さん
去年9月、落語家の最高位である真打に昇進しました。
今回番組では、真打披露興行に密着し、馬雀さんの素顔に迫りました。

01 馬雀さん

馬雀さんが専門とするのは「創作落語」。
身近な日常の出来事を切り取り、そこに生まれる人間同士のすれ違いをユーモラスに描き出します。
表情豊かな語り口と絶妙な""によって、観客は自然と物語の世界へ引き込まれていきます。

真打というのは世間から見て一人前。いよいよ責任が乗ってきたかなという感じがします」と意気込む馬雀さん。
落語家として16年の経験を積み、ついに最高位である真打へ昇進し、去年9月東京の寄席で真打披露興行がスタート。
落語家として新たな一歩を踏み出しました。

宮崎で育った少年が落語の道へ
02 子どものころ
03 高校時代

1982年、宮崎市で生まれ。小学生の頃はソフトボールに打ち込む活発な少年でした。
落語に興味を持ったのは高校生の頃。
文化祭で見た落語家の高座に衝撃を受け、その道を志すようになります。

04 地元の柿木原公民館での落語会

真打昇進後、初めて宮崎で開催する落語会の会場に選んだのは、生まれ育った地元の公民館でした。
今まで自分を知っている人たちが来られるのでプレッシャーはありますね。もしダメだったら村八分にされるかも...冗談ですけど」とおちゃめに語る馬雀さんの落語を聞くため、会場には地元の人たちが集まり、温かい雰囲気の中で落語会が始まりました。

落語家人生を揺るがした試練

順調に見える落語家人生ですが、その裏には大きな試練がありました。
修行時代、師匠による行き過ぎた指導に悩む日々が続きました。
些細なことで破門を言い渡されるなど、厳しい状況が続きました。
やがて限界に達した馬雀さんは師匠と対立し、2022年に事実上破門となり、活動休止を余儀なくされたのです。

その後、馬雀さんは元師匠の指導が人権侵害にあたるとして、東京地方裁判所に提訴。
裁判では元師匠の指導における一部の言動が人権侵害に当たると判断されました。
馬雀さんは「今まで応援してくれた親や宮崎の人たちのことを思うと、それが一番つらかった」と当時を振り返ります。

そんな中、馬雀さんの行動に感銘を受け、「落語を続けてもらいたい」と手を差し伸べたのが現在の師匠、吉原朝馬さんでした。
馬雀さんは「朝馬師匠がいなければ、真打にはなれていなかった。僕の噺家としての命の恩人。」と感謝の言葉を口にします。

05 朝馬さん

師匠を訴えるというのは落語界でも前例がない。その勇気に打たれた」と話す朝馬さん。

地元で迎えた特別な一日
06 宮崎公演 1
07 宮崎公演 2

真打昇進披露興行の締めくくりは宮崎での公演。
幼い頃からゆかりのある神社を訪れ、公演の成功を祈願しました。

10 朝馬師匠
08 馬雀さん

そして迎えた本番の日。
小学生時代のソフトボール仲間も手伝いに来てくれるなか、会場の準備も自ら行うなど忙しい様子でしたが、朝馬師匠の宮崎では初披露となる落語会や、口上(真打に昇進した落語家の人となりを紹介・激励)、そして馬雀自身の落語も披露され、会場は笑いに包まれ、熱気に満ちた時間となりました。

09 馬雀さん

終演後、馬雀さんの目には涙が浮かびます。
忘れられない日です。でも、もう少し盛り上げたかったという悔しさもあります」。
喜びと悔しさが入り混じる涙。その表情には、次の高座へ向かう強い決意が感じられました。

困難な道のりを乗り越えながら、落語家として歩み続ける吉原馬雀さん。
親しみやすい人柄と温かい語り口は、これからも多くの人に愛されていきます。
宮崎出身の落語家が描く笑いの世界は、これからも広がり続けていきます。

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