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2019年04月29日

働き方改革 目的と内容(2019年4月27日放送)

いよいよ新年度から始まった働き方改革
今回のフォーカスでは、みやざき働き方改革推進支援センターの中野宏さんにお話を伺いながら働き方改革について考えていきたいと思います。

みやざき働き方改革推進支援センターの中野宏さん

県内でも始まっているこの働き方改革
今なぜこの改革に取り組まなければいけないのか、その原因の一つに人口の減少があげられます。
下のグラフを見てわかるように、日本の人口は年々減少してきているのがわかります。
2055年には1億人を割るのではないかと見込まれています。
その中でも労働力が人口よりも急激に減っていることがわかります。
つまり、働き手がいなくなるかも知れないということなのです。15~65歳までの生産年齢人口が極端に減っていくため、少ない労働力で短い時間でも効率的に成果を上げられるように生産性を高めることが大切になってきています。

日本の人口推移のグラフ

では働き方改革でどんなことが変わるのでしょうか。
働き方改革で「原則として残業は月45時間以内(1日2時間程度)、年間でも360時間以内にすること」という規定が決まりました。
しかし実際に仕事をしていると、なかなか規定どおりにいかないのが現状です。
そこで業界によっては繁忙期があるため、特別な事情がある場合のみ残業は月100時間未満(6ヵ月まで)、年間でも720時間以内」が認められています。(※中小企業への適用は2020年4月1日から)
そしてしっかり休むために、有給休暇の取得義務化が決められました。
有給休暇付与日数が10日以上の従業員には「年5日有給休暇を確実に取得させなければならない」というものです。
確実にというところがポイントです。

働き方改革関連法の内容

この改革を機に労働生産性をもう一度考え直すことが大切で、G7の中でも長年最低ラインに位置する日本の労働生産性の構造を見直す必要があるのです。
日本の従来の文化「長時間労働=美徳」というものがまだ根強く残っているため、例えば上司が帰らないと帰れない、など具体的に難しい部分もあるのが現状ですが「しっかり休んでリフレッシュしてしっかり仕事と向き合う」ということを目的に改革していくことが大切です。

そんな中、より働きやすい環境を目指してこの働き方改革に取り組んでいる企業を取材してきました。
宮崎市清武町にある三和ニューテック株式会社
主にスーパーなどの量販店やホテル、レジャー施設などで利用されているポイントカードやプリペイドカード、医療施設などで利用されているテレビカードなどのカードリーダーライターを製造する電子機器メーカーです。

三和ニューテック株式会社

ある日の三和ニューテックを覗いてみると、始業時刻の8時20分を過ぎたにも関わらずなぜか次々に社員が出社してきます。
この日10時に出社してきた社員の方にお話を伺ってみました。
Q:もう10時ですが、こんな時間に出社して大丈夫なんですか?
A:はい、大丈夫です。私の場合、仕事が立て込んでない時や体調が悪い時は遅い時間に出社しています。会社がフレックスタイム制を採用しているので自分の都合に合わせて活用しています。

会社の様子

三和ニューテックでは、平成25年より企画部と開発部のみフレックスタイム制を導入しています。
午前10時5分から午後2時45分までをコアタイム(必ず出社していなければいけない時間帯)と設定し、この時間には必ず会社に全員いることとした上でそれ以外の出社から帰宅までの就業時間は社員に任せています
「商品企画や設計開発業務はクリエイティブな仕事なので、社員が集中して仕事ができる環境をつくる事で新商品の開発・品質向上につながると思い導入した。」と管理部の田上さんは話します。

フレックスタイム制について社員の人たちは・・・
「時間にメリハリがつくので仕事をやりやすい。」
「子供を病院に連れて行ったり習い事も見に行けるので、生活面でもとても良いシステムだと思います。」

中にはこんな社員も・・・
今年入社し、開発部に配属となった新入社員の黒木さんは、午後2時40分に食事をとっていました。
Q:なぜこんな中途半端な時間に食事を?
A:フレックスタイム制なので自分で休憩時間を設定できるので今食べています。フィットネスモデルの大会を目指してトレーニングをしているので1日5食 食べるため、フレックスタイム制の会社を選びました。自己管理ができるのでとてもありがたいです。

フレックスタイム制度の内容

三和ニューテック管理部の田上さんは「生活スタイルや自分のリズムに合わせて勤務できるので大多数から好評を得ています。現在の日本の情勢として人手不足があるのでもっと従業員の声を聞いて働きやすい環境に改善していきたい。」と考えています。

管理部の田上さん

社員の方にもいましたが、子供の用事でお父さんが出社時間などの調整ができるようになると、それに伴ってお母さんが働きやすくなりますよね。
会社や世の中が多様な働き方を推進すると、働きたくなる職場ができ人が集まります。
柔軟な労働環境をつくることで、子育て中の女性や介護中の人など誰でも働けるようになり労働人口の底上げにつながります

三和ニューテック開発部の人員推移をグラフで見てみると、平成26年から現在までに5人増えたことがわかります。つまり、働きやすい環境として選ばれているということです。人材確保は企業にとってとても大きな課題。そんな中こんな風に働き方を変えていくことが企業にとっても大切になっていくのかもしれません。

三和ニューテック開発部の人員推移のグラフ

ただ、まだ多くの企業がこの改革に取り組むことが難しいと感じています。
「仕事があるのになんで働いたらいけないの?」という声も。
しかしこの働き方改革というものは、働く人の視線に立った改革
この働き方改革によって「人材の使い捨て→人手不足→人材確保困難」から「従業員を大切にする→働きやすい職場→人が集まる企業」へと良い流れを作ることが大切なのです。

働き方改革によって変わる人材確保の流れ

時代の移り変わりと共に変化する働き方。
長時間労働を美徳とする時代を強く生き抜いてきた世代と、新たな働き方の中で自分の生活スタイルを上手に確率する若い世代が供に働きやすい環境をつくり、それを現場で確実に機能させることが大切なのではないかと思います。

この働き方改革についてお悩みの方は気軽に相談ができますので、下記「みやざき働き方改革推進支援センター」までお問い合わせください。

<宮崎働き方改革推進支援センター>
宮崎市橘通東4丁目1-4 宮崎川北ビル7階
お問い合わせ 0120-975-264
http://www.ahc-miyazaki.com

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