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Reらいふ
2016年01月11日
予防・対策に注意!正しい「風邪」知識(1月8日放送)
暖冬でも油断は禁物!
 風邪対策など冬を乗り切る体調管理のポイントを紹介します。
児玉リポーター)
 「忙しかった年末年始、お正月も明けたまさに今、みなさん、体調を崩したりしていないでしょうか?」

宮崎市の藤木内科外科クリニックで今年の患者の様子を聞きました。

藤木先生コメント)
 「今年は風邪の患者さんが例年と比べて多くないというのが特徴です。」
 さらにインフルエンザの流行も例年に比べて遅いようで、こちらのクリニックでは今シーズンまだインフルエンザ患者が1人も出ていないそうです。
藤木先生コメント)
 「通常気温が下がって乾燥すると流行しやすいんですけど、今年はわりと暖かかったりとか雨がちょこちょこ降ったりしたので、そういう影響もあるのかと思います。」
でも油断は禁物!
 寒くなるこれからさらに気をつけたい風邪。
 意外と知らない正しい知識を先生に聞きました!

まずは「風邪を引いた時はお風呂に入らないほうがいい。」
藤木先生コメント)
 「そこまで熱も高くない、体力もそんなに弱ってない状態ですとお風呂は入ることができます。」
 ただ注意しなければならないのが入り方。
 約40度の低めの温度で、長い時間は入らないというのがよいそうです。
 入浴後には脱水と湯冷めに注意しましょう。
藤木先生コメント)
 「逆にお風呂に入ることで気分がさっぱりして十分な睡眠が取れるというようなことがある事も」
 続いて…

「熱がある時に冷却シートを貼って風邪の菌をやっつける!」
藤木先生コメント)
 「ウイルスに直接効果があるということはまったくない。おでこに冷却シートを貼ってもそれほど熱は下がらない。」
 冷却シートは頭痛の緩和や、気分転換に利用するのがおすすめです。
また、おでこより首の周りや脇の下など体の表面に太い血管が通っている場所に貼るほうが効果的だそうです。
 おしまいに…

「すべての風邪対策には手洗いのかわりにアルコール消毒のみでいい。」
藤木先生コメント)
 「ノロウイルスの場合はアルコール性の消毒薬があまり効かないので石けんと流水で洗うことが大切です。」
 さらに風邪のときにはほかの人とタオルを共用しないようにすることが大切です。
藤木先生コメント)
 「インフルエンザの流行がこれから始まってくる可能性は十分にあります。
 手洗いうがい、加湿を十分に行うことが予防になる。」
栄養と睡眠、十分な体調管理で正月明けの疲れとこの冬を乗り切りましょう!
■お問い合わせ
 宮崎市小松
 藤木内科外科クリニック
 TEL:0985-47-0852





