今週は冬支度がテーマ。
車の対策を取り上げます。
路上での車やバイクのトラブルをいち早く解決するロードサービスのプロ、JAF宮崎支部の竹内真一さんに聞きました。

宮崎は寒冷地ではないものの、冬に起こりやすいトラブルの1つとしてバッテリー上がりがあります。
バッテリーは寒さの影響を受けやすく、寿命は2、3年といわれています。
パワーが低下したバッテリーを使い続け、突然、エンジンがかからなくなることも珍しくありません。
ロードサービスの出動要請で、最も多い車のトラブルは、バッテリー上がり。
去年は約6千件寄せられ、冬場が最も多くなっています。

本格的に冷え込む前に、自動車ディーラーやガソリンスタンドなど専門店でチェックしてもらうといいです。

次は、フロントガラスの霜対策。
冷え込むとフロントガラスに霜がつくこともありますが、解氷剤を使えば、簡単に取り除けます！
JAFが行った調査では、約1分でフロントガラスの凍結部分を取り除くことができました。

ガラスが割れることもありますので、熱湯はかけないで下さい。
ワイパーで無理に取り除こうとすると、ゴムを傷める原因になります。

効果的な防止策がこちら！
凍結防止カバーです。
フロントガラスにかぶせておけば、霜がつくのを防いでくれます。
水をはじく撥水剤も効果的です。
あらかじめ塗っておけば、凍結してもヘラで簡単に凍結部分を取り除けます。

さらに、これからの時期、気をつけたいことが！
それは猫です！
エンジンルーム内に猫が入り込んだという救援依頼があります。
暖かい場所を求めてでしょうが、乗車前にボンネットを叩いたり、鳴き声がしないか耳をすましたりして下さい。
猫が入り込んだまま走行すると危険なため、出てこない場合は専門の業者などに救援を頼みましょう。

最後に、冬のドライブの心構えです。

雪を目当てにドライブする方もいると思いますが、布製のタイヤ滑り止めがあると便利。
比較的軽量で女性でも簡単に装着でき、コンパクトに収納できます。

年末年始など寒冷地へお出かけになる場合は、寒さ慣れしていない分、準備もしっかりしておくと安心です。
これから本格的な冷え込みがやってきます。
車も、ポイントをおさえた冬支度をしておきたいですね。