きょうは、自分だけの隠れ家にしたくなるようなカフェの話題です。
地元産の食材を活かした「味」と「香り」がこだわりのポイントです。

築70年以上の古民家を活用したカフェ。
元々の形を生かした佇まい。
小林市野尻町に今年1月にオープンした「ハルとツキ.」。
あるものを生かしたスイーツや料理が楽しめます。

それがハーブ。
野尻町といえば、ハーブの生産も盛んです。

ハーブを使ったランチメニューは月替わり。
旬の食材にあわせてハーブを選び、季節の味と香りを楽しんでほしいという、作り手の思いが込められています。

オーナーで、ハーブコーディネーターの富満千晴さん。
料理やスイーツを全て1人で手がけています。

ハーブは香りだけでなく、料理やお菓子の味わい全体を広げてくれるところも魅力です。
小林市野尻町は以前からハーブを生産販売していたので、その魅力をみなさんにももっと知って頂きたいと思いお店を始めました。

お店のハーブは農薬を使わずに育てた野尻産が中心。
素材の良さを活かすため、料理にスイーツ、それぞれに合った使い方に工夫を凝らしています。

■月桂樹のプリン 380円
月桂樹は、葉の爽やかな香りが特徴で、富満さんはこれをプリンに活かしています。

• 【話：富満さん】
  月桂樹の香りを長く口の中で楽しめるよう、柔らかめの口どけに作りました。

つづいて高級感ある香りのバラのハーブ「ローズペタル」。

■期間限定 ローズペタルのガトーショコラ 500円
こちらは期間限定のガトーショコラに。

• 【話：富満さん】
  生クリームを温める時にローズペダルを入れて、香りをゆっくり移して生地に練り込んでいます。

■ハーブティー 500円
さらに、ブレンドしたオリジナルのハーブティーをお供に、至福のひと時です。
他にも、カモミールとラベンダーがアクセントになったケーキなど、どれもおしゃれで写真に収めたくなるようなスイーツが楽しめます。

人に教えたくないような、自分だけの隠れ家にしたくなるような場所です。

• 【話：富満さん】
  一人でも来られるお客様いらっしゃるので、ぜひゆっくりしに来ていただけたらと思っています。

※店名の「ハルとツキ」について。
富満さんによれば、ハルは太陽、ツキはお月様を表していて、太陽と月のように、みんなに愛されるお店になればという思いが込められているそうです。