きょうのキニナルは、健康志向で人気が高まっている、ぬか漬けの魅力をお伝えします。

この箱、なんだかわかりますか。
今年、新富町の漬物店と木工所が共同開発し、予想の4倍の量を超えて完売。
実は、冷蔵庫で管理する「ぬか漬け専用の木箱」なんです。
今、健康志向の高まりとともに、このぬか漬けが、注目されているんです。

なぜぬか漬けがこれほど人気なのか、開発したこちらで、きょうはぬか漬けの魅力を教えてもらいます。

外より中から綺麗になりたいという人が増えているみたいです。
実際（箱の）注文いただいたのも、ほぼほぼ女性が多かったんです。

乳酸菌が多く含まれるというぬか床。
そのぬか床で野菜などを漬けたものがぬか漬けです。

• ぬか漬けは、まず野菜をつけることで野菜がとれる。
• 生野菜と比べて漬けることで、かさが減るので量をとれる。
• 加熱しないので、野菜のおいしさをそのままとれて、栄養価も高い、すばらしい日本の伝統食だと思います。

キムラ漬物の代表銘柄が、天日干し大根をぬか漬けにした「たくあん」。
このぬか漬けの魅力をより多くの人に知ってもらおうと作られたのが、「熟成ぬか床」です。
実は、ここ数年需要が高まり、去年の製造量は前年の約2倍。
ここでも、家庭で楽しむぬか漬けへの関心の高さが伺えます。

作り方は簡単！。
洗った野菜をぬか床につけて、お好みのつかり具合で取り出します。
常温だったら毎日混ぜてほしいが、冷蔵庫で、低温である程度ゆっくり菌がうごくところであれば、3日に1回、混ぜてもらえれば十分。

このほか、より手軽なチューブタイプもあります。

季節の野菜を楽しめるのも、ぬか漬けの魅力。
そこで、こんな変わり種はいかがしょうか。
ミニトマトのうまみが凝縮します。

割とこの子たち（ぬか床）元気なので、多少ほっかってても大丈夫です。気を楽に。
宮崎は野菜がたくさんとれるので、旬の野菜を楽しんで、日本の伝統的な家庭の味として親しまれてきたぬか漬け。
ぜひ挑戦してみては。

■お問い合わせ
キムラ漬物 宮崎工場
TEL：0983-33-1211