今週のテーマは「手作りの魅力」。
きょうはぬくもり溢れる手作り雑貨をご紹介します。

訪ねたのは、宮崎市田吉の雑貨店「もくもく工房」。ハンドメイド好きに人気のお店です。

アクセサリーや小物類など、県内各地の作家が作った様々な手作り品が並びます。

オーナー甲斐さんも、木工を手がけるハンドメイド作家。
温もりを感じられる手作り品の魅力を伝えようと工房を開きました。

最近はハンドメイドする人が増えてきたということで、新しい作品も続々入荷しています。

中でも、最近人気を集めているものの1つが、空き缶をリメイクしたその名も「リメ缶」。
実用的でインテリアにもなるおしゃれ雑貨です。

作っているのは作家のPUKUPUKUさん。
もくもく工房で委託販売を始めたところ好評で先月はリメ缶作りのワークショップも開催しました。

PUKUPUKUさん)「トマトやコーンなどの空き缶とペンキがあればお洒落な器が手軽に作れます。」

リメ缶の作り方を教えてもらいました。缶にペンキが付きやすいよう、下地塗料を塗ります。塗料の代わりに紙やすりで削ってもOK。次に、水性塗料に石灰をほんの少し混ぜ、二度塗りします。

PUKUPUKUさん)「石灰を混ぜると表面がザラザラしておもしろい質感になります。」

乾いたら、ラベルなどでデコレーション。専用の型紙を置いて文字を載せるのもおすすめ。マスキングテープで型紙を固定するとずれにくくなります。

PUKUPUKUさん)「小さく切ったスポンジにペンキをとり叩くように色をのせると綺麗になります。」

さらに、缶の縁に茶色いペンキを所々のせるとアンティーク感がUP！サバ缶も、リメイクすればこの通り!おしゃれなインテリア雑貨に変身！

PUKUPUKUさん)「カラフルで可愛い多肉植物と相性抜群。外に置く場合は缶にトップコートを塗ると長持ちします。」

廃材が生まれ変わる！

PUKUPUKUさん)「自分で作ることで愛着も湧くし、オリジナル感も出せるのがハンドメイドのよい所です。」
「色んな人との繋がりができた。益々リメイク缶作りが楽しくなったのでこれからもたくさんの作品を作りたいです。」

使うたびに愛着が増すハンドメイド品。日々の暮らしがさらに楽しくなりそうです。

※工房の開店は不定期（5月は16・17・1825・26・27開店）