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2019年02月07日

「健康」若者の目のトラブル(2019年2月6日放送)

今週は、健康をテーマにお伝えしています。
きょう注目するのは「」。特に10代、20代の若者に増えている目の健康トラブルについてです。

宮崎中央眼科病院の、金田和豊医師にお話をききました。

金田和豊医師

最近カラーコンタクトを使う若者が増えていまして、それによる目を傷つけるトラブルが増えているように思います。カラーコンタクトレンズは、厚生労働省の承認を受けた製品しか販売できませんが、実際には、インターネットなどを通じて承認を受けていない製品も出回っています。

カラーコンタクトレンズ

コンタクトレンズの正規品でないものは、裏側にプリントされているだけのようなものなので、でこぼこがついていまして、目の表面を傷つけてそこで細菌などが入り、角膜の感染を起こしてしまう。取り扱いがちゃんとしていないと、感染して失明の原因になっていることも。

感染症角膜炎の原因

眼科や専門店で自分の目にあったコンタクトレンズを選び正しい使い方も教えてもらいましょう。早めに見つけることが大事だと思うので、違和感などを感じたらすぐに眼科へ行って診察してもらうことが大切だと思います。

そしてもう一つ。目には目を動かす筋肉が6つあり、この筋肉のアンバランスが起きることで目が違う方向を向く斜視が起こります。

眼の模型

最近、若者に増えているのが急性内斜視です。

斜視にはいくつかありまして、急性内斜視は、内斜視のうちの後天性の内斜視になります。
後天性の内斜視は、ある程度成長してから起こるもので、モノが突然二重にダブって見えてしまうという症状が出ます。

急性内斜視

まだはっきりとした原因は分かっていませんが、スマートフォンの見すぎやストレスなど様々な要因が考えられています。

だいたい40cm以内の作業を近見作業というと思うんですけど、それにより人間は目の調節という機能がありまして、目を内側に寄せることにより知覚を調節しています。

長時間目を寄せていることが急性内斜視の原因になっているのではないかといわれていますので、15分位近見作業をしたら遠くの景色を見るとか、目を休めるための行為が必要になるかと思います。

遠くの景色を見て目を休める

目のトラブルは、糖尿病の合併症など病気に伴うものや加齢によるものなど、原因も様々です。いつもと見え方が違うと感じたら早めに受診しましょう。

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