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2019年02月06日

「健康」ロコモティブシンドローム(2019年2月5日放送)

今週のテーマは健康。
きょうは、新たな国民病ともいわれる「ロコモティブシンドローム」を取り上げます。

ロコモティブシンドローム

ロコモティブシンドローム、いわゆる「ロコモ」は、体の運動機能に関わる骨や筋肉などに障害がおき、立つ歩くなどの移動機能が低下した状態のことです。
進行すると将来、介護が必要になるリスクが高まります。
膝を動かすと、痛くてつらいという人は、ロコモの可能性も・・・

帖佐先生

ロコモ予防の研究や啓発活動にとり組む宮崎大学医学部の帖佐悦男教授に話を聞きました。

ロコモの疑いがある人は全国で約4700万人いるといわれ、最近では高齢者の増加に伴い増えてきているといわれています。
推計人数では、高血圧や糖尿病などを上回るロコモは、新たな国民病ともいえます。

健康寿命と平均寿命の差

インターネットの普及であるとか、バリアフリーとか、生活環境が非常に改善されてきて、普段から足腰を使わなくなってきていることが1つ要因です。

平均寿命は延びてきているが健康寿命と平均寿命の間に女性は約12年、男性で9年乖離があるといわれています。
つまりその約10年間は寝たきりであったり、介護の状態になって普通の生活が送れてないことになっています。

ロコモを予防し、いつまでも自立した生活を送るためのポイントです。

ロコモ予防のポイント

【ポイント1:自分の体の特徴を知ること】
自分がロコモかどうかを確認できるのが「ロコチェック」。
家の中でつまずいたり滑ったりする、家のやや重い仕事が困難など、1つでも当てはまればロコモの可能性があります。

【ポイント2:運動】
姿勢をまっすぐにして立ち、床につかない程度に片脚を上げる「片脚立ち」も効果的です。

【ポイント3:食生活】
炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルの「5大栄養素」をバランスよく摂ることが大切です。

ロコモ予防の健康教室を開催

宮崎大学では、ロコモ予防のための健康教室を県内各地で開いています。
県や市町村などと協力して様々な地域で健康教室開いたり、ロコモの教室を開いたりしています。

日向市では3年間の追跡調査を行っているところです。
・・・何とかして運動器疾患ロコモティブシンドロームにならないよう・・・
これらのデータを生かして県民のため少しでも健康寿命が延びるようにしていきたいと思っています。
足腰が元気だと心も豊かになるので、健康増進のためにも教室がある時はぜひ参加して下さい。

お問合せ

いつまでも自立した生活を送るために!
まずは自分の体の状態を知り、早めにロコモの予防に努めることが鍵といえます。

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