今週のReらいふは、「秋の味覚」。
西日本最大級の生産量を誇る、ある工場にやってきました。
きょう注目するのは、「えのきだけ」です。

宮崎市高岡町の「加藤えのき」。
年間約4500トンを生産しています。

世界一のきのこを作っております。
オリジナルの栽培瓶を使って、（一株）500グラムから600グラムの大きなきのこを作っています。
トウモロコシの芯や米ぬかなど、オリジナルの培地を栽培容器に入れ、薬品などは使わずに蒸気で殺菌します。
えのきだけの菌を植え付けて、温度や湿度の管理をしながら発芽、芽出しなどの工程を経て約2カ月間で収穫されます。

イチ押しの食べ方は、「えのきステーキ」です。
居酒屋チェーンの話題になったメニューです。

使うのは、石づき部分から3、4センチほどカットされたステーキ用のえのきだけ。
これを耐熱皿において、電子レンジの500ワットで1分から1分半加熱します。
フライパンにバターを熱して、加熱したえのきの両面をじっくりと焼きます。
今回は、市販の焼き肉のたれで味つけして、最後に、卵黄をのせて出来上がりです。

えのきには、さまざまな栄養があるといわれています。
その中でも、「キノコキトサン」という整腸作用が期待される成分があります。

• 【金丸：試食】
  えのきだけから出汁もでていて、おいしいですね！ご飯もすすみます！

他にも、えのきだけのロングサイズをパスタに見立てて、ヘルシーな洋風メニュー「えのきナーラ」に。

さまざまな味わい方を楽しめるのが、えのきだけ料理の面白さです。
えのきだけ料理は、さまざまな工夫のし甲斐があります。
ぜひ、いろいろな味わい方を楽しんでください。

秋から冬にかけて需要が伸びるというえのきだけ。
お気に入りの食べ方をみつけてみませんか。

• 【後受け】
  VTRに出てきたステーキは、醤油と砂糖で甘辛の和風味にすると、よりえのきだけの風味が味わえます。
  また、短くカットして塩味の唐揚げで食べるのもおすすめだということです。