今週はじぶん時間！
じっくり丁寧に。美味しいコーヒーの淹れ方をご紹介します。

訪ねたのは、宮崎駅前商店街にある「GARAGE COFFEE」。
徹底した品質管理のもと、上質な豆として認められた「スペシャルティコーヒー」を扱うコーヒー専門店です。
お店を営むのは、杉田大地さんと福嶋恵さん。
中南米などから取り寄せたスペシャルティコーヒーを自家焙煎。
豆の個性を引き出し、風味豊かなこだわりの一杯を提供しています。

一手間加えるだけで、味も香りも格段に変わります。
ポイントは豆・お湯・時間で、豆は産地や焙煎度合いなどによって味が異なります。

浅煎りの場合は、フルーティな風味で苦味が少なくすっきりとした味わい。
一方、深煎りは、香ばしい香りとコクと深みのある味が特徴です。
好みの風味を探すのも、コーヒーを楽しむ秘訣です。

必要な道具は、ケトル、ドリッパー、ペーパーフィルター、コーヒーサーバー、そして計りとタイマーです。
ドリップ専用ケトルだと、先が細くてお湯の量を調整しやすいので便利です。
沸騰したお湯をケトルに移し替えると適温になります。

フィルターをセットし、お湯を注ぎます。
フィルターの臭いを取る大事な一手間です。
コーヒーの粉を入れ、240mlの湯を4回に分けて入れます。
1回目は約40ml。中央に細く注いだら、1分程蒸らします。
粉がお湯を吸って美味しい成分が出るので、しっかり待ちます。

2回目・3回目は、計りやタイマーの目盛りを確認しながら、「50ml入れ30秒待つ」を繰り返します。
最後は、計りの目盛りが240gになるまで注げば、出来上がりです。

■ホンジュラス産 テパングアレ（100g） 1080円
「ホンジュラス産」フルーティで後味がすっきりとした味わいです。
お湯や粉の量、抽出時間をしっかり計ると、毎回同じ味が出せるそうです。

もっと手軽に淹れたい！という人におすすめなのがフレンチプレス。
コーヒーの粉を入れ、沸かしたてのお湯を注いで4分間待ちます。
つまみをゆっくり押し下げ完成です。

味がよりはっきりしています。同じ豆なのに味わいが違います。
フレンチプレスは、豆の油分まで抽出するのでコクが出るそうです。

家にいる時間が長いと気分転換する時間が意外と大事になります。
コーヒーを淹れていると自然と心が整うので、試してみて下さい。

丁寧に淹れたコーヒーで、自分時間をグレードアップさせてみては！