今週のテーマは冷たい食べ物。
きょうは、宮崎のおいしさをぎゅっと詰め込んだジェラートをご紹介します。
日向市から車で30分ほどのところにある美郷町西郷。

こちらの古民家は、本格的なナポリピザを味わえるピザ店オットーオットー。
看板メニューのピザと合わせて人気なのが、ジェラートです。

イタリアでピザの修業をしていた時、隣が小さなジェラテリアでした。
そこで旬の素材を使ったジェラートがたくさん並んでいたので、そういった店もすごくいいと思っていたのがきっかけです。

ジェラートは、牛乳や生クリームを入れたミルクベースタイプと、果汁と水、砂糖でできたソルベタイプに分かれます。

常に12種類ほどあり、季節にあわせてメニューも変わります。
日向市産のイチゴ・1番人気ピスタチオ・美郷町産の緑茶・日向市産のへべす
ジェラートは、素材のおいしさに加えて、糖の配分が重要。
複数の糖の割合を調整することで、マイナス13度から14度の粘りがあって滑らかなジェラートが完成します。
この季節のおすすめは、日向市産の完熟マンゴー。

マンゴーの甘味と適度な酸味で日向のマンゴーはモノがいいんです。
なるべくマンゴーらしさを失わないようにジェラートに仕上げています。

カッサータといって、南イタリアの伝統的なお菓子をイメージして作りました。
レーズンは川南、きんかんたまたまのドライフルーツは美郷町産のほか、イタリア産のナッツなど。
私の好きなものを詰め込んだ贅沢なジェラートです。

宮崎の農産物のおいしさを詰め込んだジェラート。
インターネットでの販売もあり、夏の贈り物としても喜ばれそうですね。

7月に日向で小さなジェラテリアがオープンするので、そこで宮崎の食材をふんだんに使ったジェラートをたくさんの人に食べてもらいたいと思っています。

じめじめとした梅雨の時期に、気分も晴れやかになりそうなひんやりスイーツ。
宮崎食材のジェラートはいかがでしょうか。