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ドイツこぼれ話② 2015年11月10日

前回から少し間が空いてしまいましたが、先月のドイツ取材雑記の続きです。

今回のドイツでの宿泊先は、日本企業も多く進出するデュッセルドルフ市。
そこからメインの取材先となる国際食品見本市「アヌーガ」会場のケルンメッセまで、
毎日電車で「出勤」しておりました。

ところで、ドイツの人々のイメージと言えば、勤勉・実直・真面目・・・など、
日本人とも重なり合う、というのが大方の人が思い浮かべるところではないでしょうか?
私自身もそう思っていましたし、実際に現地で会ったのは そのイメージ通りの方々ばかり。

ということで、電車のほうも「時間通り、正確に」と想像していたんですが・・・
実際は、10分、20分遅れは当たり前。
それでも電車を待っているとさらに「○分遅れ」の数字が大きくなっていって・・・

「あれ消えた?」と思ったら「キャンセル」の文字が・・・
なんと、待っていた電車が送れどころか突然運休に・・・
その期間は同じく「アヌーガ」に行くバイヤーと思しき人などがホームに大勢いたため、
さらに1本後の電車に殺到して我々は乗れず・・・
あやうく中継の時間に間に合わないところでした。
まあ、このときはたまたま別のドイツの列車施設で火事が会った影響もあり、
特にダイヤが乱れていたそうなんですが、
ドイツ在住の日本人の方に聞くと、
それでも「日本のような感覚でいると大変。遅れて当たり前と思っとかないと」と言われました。
加えて、何号車がホームのどの位置に停車するかも表示はされているんですが、
大幅にずれることがほとんどで、ホームを右往左往することに・・・
あらためて日本の鉄道システムのすごさを感じました。

と、ちょっぴりカルチャーショックもありましたが、
基本的に「乗り鉄」な私としてはドイツで電車に乗ったということで大満足。
次回、プライベートで行くことがあれば、
「時間にたっぷり余裕を持って」もっといろんなところに鉄道で旅をしてみたいです。

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