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「春」は英語で何という? 2021年02月05日
立春を過ぎて暖かい日が続き、暦だけでなく、気温も春らしくなっています。
「春」は英語で「Spring」と言いますが、「Spring」には「春」以外にもいろいろな意味を持っています。
例えば、「ばね」のことをそのまま「スプリング」と言いますし、「Hot Springs」は温泉の意味なので、「Spring」単独では「泉」という意味もあります。
では、元々「Spring」はどんな意味を持っていたのか、調べてみました。
古い英語では、「Spring」とは、
「(ものが)急に跳ねる」、「(水が)わき出る」、「(植物が)芽吹く」、
といった意味で使われていたので、元々「春」という意味はありませんでした。
なぜ、「春」という意味が加わったのかというと、元の言葉の意味も関係しています。
「跳ねる」「わき出る」「芽吹く」といった言葉は、物事の始まりを連想させる言葉です。
このことから、「1年のはじまりの季節」ということで、「Spring」に「春」の意味も加わったようなんです。
二十四節気でも「立春」は最初の節気に当たるので、気持ちを新たにして春を迎えたいですね。