番組表
7回目のおめでとう 2016年02月23日
今月、娘が7回目の誕生日を迎えました。
前日が祝日だったので、お友達が集まって
早生まれチームの合同誕生会を開催。
ワイワイとにぎやかに楽しく過ごしました。
こんな幸せな誕生会、忘れられないねぇと語りながら。
子どものお祝いって、結局、お母さんへのねぎらいなんですよね。
7年間、ママよく頑張りましたって。
頑張るのは当たり前だし、子どものためならなんぼでも頑張れるけど
やっぱり色々思い出します。
7歳は感慨深いです。
生まれてすぐに心臓に小さな穴がみつかって、帝王切開後の体で
這うように小児科医の話を聞きに行ったこと。
小さな爪を切ることすら怖くて、助産師さんに毎日電話してたこと。
夕暮れになるとなぜか泣き出す赤ちゃんに、どうしていいかわからず
一緒に泣いたこと。
離乳食作りに悩んで、毎日夜中まで野菜を刻み続けたこと。
保育園探しに苦労する私が出会った神宮学幼園。
どこの保育園でも泣き通しだった赤ちゃんユッピーが
ここだけは、すーっと奥にハイハイしていって遊びはじめたんです。
初対面の保育園で号泣しちゃったな。
お熱もいっぱい出ました。
一歳半でかかったRSウィルス。
発症から入院、完治まで地獄の2ヶ月間だったなぁ。
入院して毎日恐怖の吸引・・・
しがみつく娘を泣きながらおさえて耐える10日間でした。
仕事復帰してからも夜遅いニュースの仕事で悩み、
学幼園の皆さんが会社までつれてきてくれたり
ご飯を食べさせてくれたりしていたこと。
一回もいやな顔をせずに、「ユッピーを中心に考えていこう!大丈夫大丈夫!」
と言って私を励ましてくれました。
そして、そのとき、そのときに
本当に周りの人に支えられてここまできました。
1人だったらきっと途方にくれていたと思います。
40年近く、えらそうな顔して生きてきて
子どもを産んだ途端に途方にくれていました。
思い出すと本当によく泣いてました。
でもその分、たくさんの笑顔と癒しを与えてくれたのもユッピーです。
よく元気でここまで育ってくれました。
でも、ここからが勝負ですよね。
学ぶということ、憤るということ、諦めないということ、心が動くことすべて・・・
彼女がこれから出会うすべてのことに、一緒に寄り添っていけたらと思います。
ここ最近の成長(心も体も)には目を見張るものがあります。
本当によく手伝ってくれるようになりました。
皿洗いは、私より丁寧で上手ですし、料理も積極的にやってくれます。
こちらは手を出さない、という忍耐力が求められるので
仕事から帰ってきてバタバタでの料理タイムに「お手伝いする!」とくると
ちょっとドキっとしますが、娘とキッチンに並んで料理ができるなんて
こんな贅沢な幸せはないわと思います。
信頼する友人が言ってくれました。
「ちょっとぐらい怪我しても、子どもはどんどん経験させたほうがいいよ。
そのほうがママはどんどん楽になるしね。」
そうだなぁ、と思いました。
目は離さずに、手を少しずつ離すときがきてるんだろうなぁって。
そんな思いに包まれた娘の誕生日、から10日。
今度は私の誕生日。
もはやめでたくもない一日ですが、大きな出来事がありました。
ユッピー、前歯が抜けるの巻。
またまたみんなでワイワイ集まっていると、一人テンションの低いユッピー。
ずっとグラグラしていた前歯、いよいよそのときが来たらしい。
みんなから10回くらいカウントダウンされながら抜こうとしても抜けず、
みんなが帰ったあとに二人で何度もせーの!
自分で抜こうとすること自体、私の七歳の頃とは全く違うなぁと思いつつ
こちらも後半は泣きながら前歯をつかんでおりました。
そして、ついに!
前歯が抜けた瞬間、ばあちゃんの遺影にかけより
「ばあーちゃーん!痛かったよー!頑張ったよー!」と号泣。
そのあとは「ハモゲマン!参上!」といいながら走り回っておりましたが・・・
ばあちゃん、またひとつ、大きくなりましたよ。
そして学校から帰ってくるなり一言!
「ママ、横の前歯もぐらぐらしてきた!」
嗚呼、またあの号泣ナイトがやってくるんですね・・・
さて、怒涛の誕生日を終えて会社に来ると
プレゼントらしき紙袋・・・
「ハッピー バスデーでございます!
ディーンフジオカより」
これはこれはUMKの五代様
児玉センパイじゃないですか!
バスデー、と慌てて書いた感満載でしたが
素敵なオリーブオイルセットを頂きました。
たいちゃん、ありがとう。
先週のオープニングで私のこと、妖怪よばわりしたこと
忘れてあげるね。