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HOME アナウンサー 榎木田朱美 ユッピー徒然日記 本年もよろしくお願いします

榎木田朱美

ユッピー徒然日記

本年もよろしくお願いします 2015年01月07日

新年は穏やかに過ごされたことと思います

ご挨拶、および更新が大変遅くなり申し訳ありません

昨年は 11月に母との別れがあり 心身ともに憔悴しておりました

四十九日も終わり まもなく2度目の月命日を迎えようとしていますが

まだまだ 受け容れることができずに戸惑う日々です

ブログを楽しみに待ってくださる方も多く

更新をと思いながら 中々文字にすることができず遅くなってしまいました

ご哀悼いただいた皆様 その節は、本当にありがとうございました

闘病生活をともに過ごせた1年間が 母娘として最も濃密な1年だったのかもしれません

思い起こせば 幼い頃から 昼も夜も商売に出かけていた両親のもと

小学校低学年から1人で先に寝ることを覚えました

中学校、高校時代も 夜 1人で留守番することがしばしばで

大学からは1人暮らし 以来、ずっと親元を離れて暮らしてきました

「私は1人でも平気 さびしくない」

そう思って生きてきました

でも 母が大病を患い 宮崎で闘病生活を過ごした1年間で気づきました

 

ずっと 母が恋しかったことに

もっと そばにいてほしかったことに

学校から帰ったら お帰りと言ってほしかったことに

 

そのぶんを取り返すかのように 最後の1年間はたくさん語り合いました

中々薬が飲めない、抗がん剤が受け容れられない そんな母を叱咤激励し

ときには嫌われ役を買って出たりしたことも

 

おしどりのように寄り添って看病する父を励まし

病院の駐車場で涙する日々から 少しずつ回復の兆しがみえてきた母と語り合う日々へ

まだまだ時間はあると思っていました

 

最後の1年は 逆に心配をかける日々だったような気がします

4月から新しくU-dokiの担当になり

メインMCとしてどう進めばよいのかわからず葛藤する日々

いつも両親に相談していました

うまくリードできないふがいなさを愚痴るだけでしたが・・・

そして いつも番組が終わるころに 携帯に入る母からの留守番電話

「お母さんです 朱美さん きょうもU-dokiよかったよ この調子で頑張って」

それを いつも励みに思いながらも どこか当たり前のように聞き流していました

でも その毎週土曜日の留守電だけは ずっと消さずに今も残しています

ただ まだ 再生ボタンを押す勇気がありません

聴いてしまうと 心のダムが崩壊してしまいそうで・・・

 

長年この仕事をしていると 多方面から様々なご意見を頂きますが

母だけは 絶対的な味方でした

どんなに失敗して 落ち込んでいても

ほめてくれました

私が美味しそうな料理を食べる映像をみて

「ああいう情報は喜ばれるはずよ!行きたいなぁと思うわ」

自分は食欲が出なくてお茶碗半分も食べられないのに・・・

 

そんな母に もっとしてあげられることがあったはずだと

自分を責めました

どうすることもできない気持ちで 眠れない日々

でも、一番の応援者だった母に報いるためにも

仕事を頑張るのみです

 

ユッピーのことも とてもかわいがってくれました

幼い頃から何だか波長があう二人で

母が来ると 足をバタバタさせて喜んでいた姿が昨日のことのようです

今では そのユッピーが私を悲しみの淵から引き上げて

叱咤激励してくれます

ご飯を作って ユッピーに食べさせていると

母にも食べさせたかったなぁと涙がじわり

すると

「また ばあちゃんのこと考えてたでしょママ!

そんなに泣いてたら 天国でばあちゃんが心配するよ!

はよ、食べんね!」

 

そうなんですよね

残された人がどう生きるか これも

親孝行なんですよね

 

先日 遺品を整理していたら 母の免許証が出てきました

写真もあるし 形見としてもらおうと中を開くと

古くて小さな新聞の切り抜きが・・・

それは 私が18年前に ニュースキャスターとしてスタートした時の

新聞広告でした

小さな切抜きを大切に持ち歩いていてくれていた母

何も知らずに 自由気ままに生きてきた娘

涙がとまりませんでした

 

お母さん ありがとう

 

新年早々 こんな話題で申し訳ありません

今年は 天国からのエールをもらって さらに頑張っていきますので

U-dokiを なにとぞよろしくお願いいたします

2015年 1月 榎木田朱美

 

 

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