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柳田哲志

柳田哲志の”轍”

優しさがあふれています 2014年05月14日

 

大型連休も終わり一週間、

そろそろ『五月病』という言葉も聞こえてきそうな時期になり

ましたね。皆さんは大丈夫ですか?疲れやストレスは

溜まっていませんか?

私はなんとか、自分とも、今のストレスともうまく付き合って

いますので、笑顔を絶やさずに日々を送ることが出来ている

ような気がします。

 

ご周知の通り、私が四肢麻痺(車いす生活)になって来月で

早や6年が経ちます。日々感謝、日々笑顔をモットーに

充実した生活を目指している私ですが、

最近すごく嬉しくて笑顔になった瞬間があったので記します。

 

まずは、ホームセンターでのことです。

その日はたまたま母の日で、たくさんのお客さんが

母親のために真剣な表情で花を選んでいました。

一見、普通の微笑ましい光景なのかもしれませんが、

私には、それ以上に心が温かくなりました。

その表情が本当に素敵だったからです。

皆さん本当に優しい表情で花を見つめていらっしゃって、

その表情からは、お母さんへの愛情と同時に、

お母さんからそのお子さんへの愛情までもがも伝わってくるようで、

見かけた私も思わず笑顔になっていたのです。

笑顔は代々伝わっていくものですね。

笑顔の伝承、笑顔の連鎖。素敵ですよね。

 

次に、人気の物産展で賑わうデパートでのこと。

毎度のことながら(?)、車いすマークのついた障がい者専用の

駐車場に停められず、悲しい気持ちで離れに車を停めて、

店内へのエレベーターを待っていると、

そのエレベーターまでも一見健常な方たちで満杯、

思わずため息がこぼれそうになった次の瞬間、

「どうぞ!私が降ります。」と勇気ある一人の男性の声。

続いて「私も降りますからどうぞ。」と、もう一人、

今度は年配の男性の声。

「次まで待ちますからいいですよ。」と、

一旦は遠慮しようとした私ですが、

お二人の気持ちを素直に受け入れない方が逆に失礼だと

即座に考え直し、エレベーターに乗りました。

悲しい気持ちから一転、嬉しくて笑顔に変わった瞬間でした。

恐縮ですが、この場をお借りして、

譲ってくださったお二人の紳士に、改めて感謝いたします。

ありがとうございました!

 

落ち込んだり、悩んだり、傷ついたりすることは、

きっと誰にでもあることだと思います。

そんなとき、少し勇気を出して前を向き、

少し見方を変えて周りを見渡してみると、

何気ない光景も、優しさに包まれた光景に見えて、

元気や勇気をもらえるかもしれません。

たぶん、思った以上に、世の中には優しさがあふれていますよ。

優しさが笑顔を生み、笑顔が優しさを生む。

世界中に広がれば、どんな争いごとも無くなるんでしょうね。

 

わたしも、これからも、母親譲りの笑顔を忘れずに

‘今’を一生懸命、根気強く頑張っていこうと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

笑顔に感謝。母に感謝。       柳田哲志

 

 

 

 

 

 

 

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