NOW ON AIR !

番組表
HOME 番組紹介 U-doki フォーカス 世界基準に最も近い!県の新しいテニスコート「ひなたTENNIS PARK MIYAZAKI」が一部完成(2025年10月25日放送)
U-doki
U-doki:
フォーカス
番組TOPに戻る

2025年10月27日

世界基準に最も近い!県の新しいテニスコート「ひなたTENNIS PARK MIYAZAKI」が一部完成(2025年10月25日放送)

県総合運動公園で改修が進められている「ひなたTENNIS PARK MIYAZAKI」テニスコートのうち、12面の使用が始まりました。
日本テニス協会関係者は「日本で最も世界標準に近いコート」と高く評価しています。

世界基準を目指した改修プロジェクト

01 テニスコート

このテニスコートは、県が総事業費およそ32億2000万円を投じて改修を進めているもの。
設計や工事は、日本テニス協会や県テニス協会、そして伊達公子理事のアドバイスを受けながら進められました。

オープニングセレモニーに出席した日本テニス協会の山西健一郎名誉会長は、「ここは日本一遅く、それでいて高く弾む"世界標準"のコート。今、日本で最も世界基準に近いコート」と評価しました。

鍵は"スローハード" 世界と日本の違いとは

02 スローハード

四大大会の一つ「全豪オープン」でも採用されている"スローハード"のコート。
摩擦が大きいため球足が遅く、高く弾むのが特徴です。

日本ではこれまで、ボールが速く低く弾むハードコートが主流で、選手の多くがフラット系のショットを得意としてきました。
一方で、世界では高い打点でスピンをかけるプレースタイルが一般的。
そのため日本選手が海外で戦う際、ボールの弾みに対応しづらいという課題が指摘されていました。

03 日本にも遅くてバウンドの高いハードコートが必要

世界で戦う錦織圭選手も「日本にも遅くてバウンドの高いハードコートが必要」と語っており、今回の改修にもその経験が反映されています。

伊達公子さんも実感「国内で一番遅い」

04 伊達公子さん

実際に試打を行った伊達公子理事は、「人生でプレーしてきた国内のハードコートの中で一番遅い。世界標準に近い感触」と語りました。

この日、新コートでは県内トップレベルの中学生たちがさっそく練習。
ここで練習を重ねることで、世界の舞台でも通用するプレーにつながる」と期待を寄せています。

代表合宿が前倒しで実現!トッププロが宮崎へ

また、このテニスコートでは、国内男子トッププロによる代表合宿が今年12月に開催されることが決定しました。
当初は来年12月の予定でしたが、前倒しで実施されることになりました。
県はこの合宿をきっかけに、将来的な国際大会の誘致につなげたい考えです。

一般利用もスタート!! 来年3月には屋内コートや管理棟も完成予定

現在、24面のうち12面が利用可能。
利用料金は児童・生徒が1時間あたり270円/一般530円。
照明設備はまだ稼働していないため、利用時間は午前9時 ~ 午後5時までとなっています。
予約は県スポーツ施設協会で受け付けています。

トップ選手と同じ環境で練習できることから、県内テニス界の底上げにも大きな期待が寄せられています。
世界基準のコートで育つ新たなスター選手の誕生に、今後も注目が集まりそうです。

情報募集中!

エンタメ情報募集中!

U-doki公式フェイスブック U-doki公式インスタグラム UMKニュースYouTube
番組へのご意見ご感想はこちらから

Top