13今日のFOCUSはスポーツの話題です。

サッカーJFLに所属するテゲバジャーロ宮崎が、夢まであと一歩の所まで来ています。
2015年に設立し、宮崎を本拠地にサッカーアマチュアリーグで戦うテゲバジャーロ宮崎。

テゲバジャーロは設立からわずか3年後の2018年にアマチュア最高峰の"JFL"に昇格しました。
高いレベルでの厳しいゲームが続く中で、1つの目標を持って戦ってきました。
それはJリーグへの昇格です。

J3に昇格するためにテゲバジャーロがクリアしなければならない主な条件は3つ

1. J3クラブライセンスの取得
2. Jリーグ入会を理事会で承認されること（判定基準の1つとして平均入場者数2000人超）
3. JFLでの最終順位が４位以内（百年構想クラブの中で2位以内）

この3つの条件に対し現在のテゲバジャーロは

1. J3クラブライセンスの取得・・・・取得済
   新富町に建設中のホームスタジオが2021年2月に完成予定
2. Jリーグ理事会での承認・・・・濃厚
   新型コロナの影響で一部無観客試合が行われ、今シーズンは平均入場者数2000人超の判断基準を適用しない
3. JFLでの最終順位が４位以内・・・見込み大
   テゲバジャーロ宮崎はJFL3位をキープ（11月6日現在）

そんな中、11月4日にJリーグトップの村井 満チェアマンが宮崎を訪れ、建設中のスタジアムの視察や関係者へのヒヤリングを行いました。

• 【話：村井 満チェアマン】
  「この宮崎の地に将来J2・J1そして世界のクラブと戦っていく大きなビジョンがあって、チームと地域で夢が共有できていけば入場数は確実に成長していきます。Jリーグの一員として戦っていく要件は現時点において適正な水準にあると認識しています。」

J3昇格への承認は11月17日のJリーグ理事会で判定されます。
テゲバジャーロがJ3に昇格すると地域の活性化に繋がります。
宮崎の魅力をもっと、もっと広めていく可能性を秘めていると思います。

テゲバジャーロ宮崎をせらゆリサーチ！

【選手が育てたテゲバナナ】
地元宮崎の農業にも貢献しようと一昨年からオーナー企業が運営する農園でテゲバナナを栽培しています。
土づくり・植え付け・水やりなど農園の管理人に教えてもらいながら選手たちが育てています。

【今シーズンどうしても負けられない理由】
それはミッドフィルダー内薗 大貴選手の存在です。
10月3日まで行われていた全試合に出場していた内薗選手、大腸ガンが見つかり手術をしたと発表しました。今は治療に専念しているということです。他のメンバーもピッチに戻ってきたときに最高の舞台を用意したいということで気持ちが一つにまとまっているということです。

仲間のため、宮崎のためにJ3昇格を目指すテゲバジャーロ。その瞬間まであと1カ月。
宮崎からプロチームが誕生する瞬間を県民みんなで応援して、見届けていきましょう。