番組表

ゆーどきスタイル
2026年10月26日
神楽シーズン到来!国指定重要無形民俗文化財「米良の神楽」を未来へ(2026年10月24日放送)
いにしえより山に生きる人々の祈りや神々への感謝を受け継いできた、国指定重要無形民俗文化財「米良の神楽」。
過疎や高齢化という課題がある中、西米良村では年齢や出身地を問わず誰でも神楽を学べる講座が開かれている。
村の外からも子どもたちが集まり、純粋な祈りを込めて練習に励む姿や、間近に迫った冬の神楽シーズンに向けた見どころを紹介する。
「西米良村の神楽」
西米良村に伝承されている3つの神楽「小川神楽」「村所神楽」「越野尾神楽」。
古来より伝わる神楽には、先祖を敬い、自然の恵みに感謝し、将来の幸せを願うなど、山に生きてきた人々の祈りと神々への感謝の気持ちが込められている。

西米良村の神楽の演目には、神話に登場する神々の他にも、それぞれの土地に由来する氏神様など様々な神様が登場して舞うものや、古くからの生業である狩猟や武家文化の面影を色濃く残す神楽が伝承されている。

1977年に西都市の「銀鏡神楽」が県内の神楽で初めて国の重要無形民俗文化財に指定。
その後、2023年に西米良村の3つの神楽を含む5つの神楽が加わり、「米良の神楽」として国の重要無形民俗文化財に指定された。
『米良の神楽』(国の重要無形民俗文化財)
- 西都市の「銀鏡神楽」・「尾八重神楽」
- 木城町の「中之又神楽」
- 西米良村の「村所神楽」・「越野尾神楽」・「小川神楽」
地域外からも集まる継承者
西米良村では誰でも神楽を習うことができる神楽講座が行われている。

過疎・高齢化で神楽の伝承が難しくなったため、年齢・性別・出身地に関係なく多くの人に神楽に参加してもらおうと開講した。
講座には、父親や兄が舞う姿に憧れて参加を決めた児童や、村外の串間市から通い「難しいところもあるが楽しい」と笑顔を見せる児童などが集まり練習をしている。練習は基本的に月1回だが、奉納本番を控えた時期には週に1回行っている。

そんな受講生が舞うのは、純粋な子どもが舞うとされる小川神楽の演目「花の舞」。

- 西米良村・小川神楽保存会 上米良省吾さん:
今後も神楽に興味を持ってもらえるように取り組んでいきたいと思っております。みんな学生ですので、進学等で神楽が続けられなくなる状況もあるとは思いますが、また神楽がしたいと思って頂けるように、そして新しい人がまた神楽をしたいなと思えるように取り組んでいきたいと思っております。
西米良村では11月下旬から12月下旬にかけて、各地の神社で神楽の奉納が行われる。

- 11月28日
児原稲荷神社大祭「越野尾神楽奉納」 - 12月5日
竹原天満神社大祭「村所神楽奉納」 - 12月12日
米良神社大祭「小川神楽奉納」 - 12月19日
村所八幡神社大祭「村所神楽奉納」
お問い合わせ:西米良村観光協会 0983-36-1111
冬の奉納シーズンへ向けて
宮崎県内では、約200の神楽が舞われている。夜間の鑑賞には万全な防寒対策や足元を照らす懐中電灯を忘れずに準備しましょう。
また、地域の神事に参加する礼儀として、焼酎2本や初穂料を納める習慣が存在する。詳細は参加する市町村に確認を。
(テレビ宮崎)






