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2026年03月16日
来月導入「自転車の青切符制度」何が変わるのか(2026年03月14日放送)
今回は、来月から導入される自転車の「青切符制度」についてお伝えしました。
「ヘッドホンをしていて周囲に気づいていない自転車が怖かった」「車がすぐ横を通って危険を感じた」など、日常生活の中で自転車の危険な運転にヒヤッとした経験がある方も多いのではないでしょうか。
こうした状況を背景に、新たな制度がスタートします。
これまでの対応は・・
これまで、自転車の交通違反に対しては、

- 注意・警告の「イエローカード」
- 重大な違反に対する「赤切符(刑事手続き)」の2種類でした。
しかし、その間に位置する仕組みがなかったため、違反の程度に応じた柔軟な対応が難しいという課題がありました。
「青切符」とは?反則金を科す新制度

来月1日から導入される自転車の交通反則通告制度「青切符」は、車や原付と同様に、一定の交通違反に対して反則金を通告する制度です。
対象は16歳以上(高校生を含む)。違反内容に応じて、「赤切符」か「青切符」かが判断されます。
■重大・危険な違反(酒気帯び運転、事故、妨害運転など) → 赤切符(刑事手続き)

■事故をおこしかねない悪質・危険な行為した場合 全113項目(ながらスマホ・信号無視など) → 青切符(反則金)
青切符の対象となる違反は、スマートフォンのながら運転、信号無視、右側通行など、事故につながりかねない行為で、項目は113種類にのぼります。
導入の背景 事故は減らず負担も大きい現状

制度導入の背景には、2つの課題があります。
まず、これまで自転車の違反は赤切符による刑事手続きとなるケースが多く、警察・違反者双方にとって時間的・手続き的な負担が大きかったこと。
さらに、全国的に交通事故は減少傾向にある一方で、自転車が関係する事故は横ばいで推移していることです。
新制度では、こうした負担を軽減しながら、事故防止につなげることが目的とされています。
歩道通行は違反?気をつけたいルール
街の声の中には、「車道は危なくて走りづらい」といった意見も多く聞かれました。
特に歩道通行については、ルールを正しく理解することが重要です。
自転車は原則として車道を通行する車両ですが、次のような場合には歩道通行が認められています。

- 「普通自転車歩道通行可」の標識がある場合
- 13歳未満、70歳以上、または身体に不自由がある場合
- 車道の通行が危険でやむを得ない場合

ただし歩道を走る際は、すぐに止まれる速度で徐行し、歩行者の妨げになる場合は一時停止や降車が必要です。
「自転車も車両」意識を 安全利用を呼びかけ
警察は「自転車は歩行者ではなく車両」としたうえで、ドライバーとしての意識を持ち、交通ルールを守るよう呼びかけています。
県内では昨年、自転車が関係する交通事故のうち、およそ8割で自転車側にも違反があったことが分かっています。
青切符制度の導入は、ルールを見直す大きなきっかけです。
基本的な交通ルールを守ることに加え、ヘルメットの着用など安全対策も改めて意識することが求められます。
新たに始まる自転車の青切符制度。
身近な移動手段だからこそ、正しい知識とルールを理解し、安全に利用することが大切です。





