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2020年06月08日

避難所の新型コロナウイルス対策とは・・・(2020年06月06日放送)

宮崎県内も梅雨入りし、豪雨や台風による災害が懸念されます。
そして、今年は新型コロナウイルスについても考えなければなりません。
そこで今回は避難所での新型コロナウィルス対策について専門家にお話を聞きました。

Q:高温多湿の季節の環境というのは新型コロナウイルスに対して何か影響があるのでしょうか?

01 宮崎県医師会理事 峰松俊夫医師

  • A:【宮崎県医師会理事 峰松俊夫医師】
    高温多湿となるとウイルス自体は不活化するというデータがあるが、実際には飛沫を通してすぐに人から人に伝わります。そうなると、気温には関係なく人には広がっていくことが考えられます。ですから、引き続き新型コロナウイルスへの対策はしていかなければなりません。
Q:そんな中で災害が起こり避難所へ行った場合、従来の避難の運営の仕方では難しいですか?

02 NPO法人みんなのくらしターミナル 初鹿野聡さん

  • A:【NPO法人みんなのくらしターミナル 初鹿野聡さん】
    どうしても3密になってしまうので、3密になるとクラスターが発生しやすくなります。そうなると、全体にまた感染が広がっていくリスクが高くなっていきます。

では、新型コロナウイルスを踏まえた上での避難所の運営はどのようにすればいいのでしょうか?
政府から各、都道府県に避難所の運営についての参考資料が出ています。

避難所の運営について

03 新型コロナウィルス対応時の避難所レイアウト:建物全体

避難所に来た方はまず、総合受付をして体調などを確認後発熱などの症状がない人は集合スペース、症状がある人は専用スペースと、避難所の各スペースに振り分けられます。

04 集合スペース

集合スペースは、1家族 3×3メートル 隣とは1~2メートルの間隔を空けるようになっています。

05 専用スペース

咳などの症状がある方々の専用スペースは可能であれば個室がいいですが、個室が難しい場合はパーティションなどで区切って専用のトイレを設けるようにします。

Q:避難所の運営に関してどのようにお考えですか?

06 宮崎県医師会理事 峰松俊夫医師

  • A:【宮崎県医師会理事 峰松俊夫医師】
    新型コロナウイルスを考える上で避難所はスペースを取らないといけなくなります。
    そうなると収容人数は3分の1になってしまいます。また、ウイルスを含んだ飛沫は床に残りやすいため、雑魚寝は危険です。段ボールベッドのような高さ30センチ以上のベッドなどを用意しないといけないため、そのスペースも必要になってきます。避難所も増やして行かなければならない状態です。

07 避難所の受け入れ人数

宮崎市内の指定避難所の数は231カ所、受け入れ可能な避難者数は約9万6000人の想定でしたが、新型コロナウイルス対策を踏まえると、受け入れられる避難者は約4万5000人になります。

Q:今後、大きな災害があったとき行政はどのような対策を考えているのでしょうか?

08 宮崎市地域安全課 齋藤裕美子課長

  • A:【宮崎市地域安全課 齋藤裕美子課長】
    避難所が不足するような地区に関しては、隣接の支部・地域と連携して多めに避難所を開ける準備をしています。また、宮崎市は2008年にホテル旅館組合と協定を結んでいて、指定避難所が不足する場合はホテル、旅館などに協力を求めることにしています。
    今のうちからハザードマップ、避難所の場所の確認をしっかりとして、安全な親戚や友人宅を自前に準備し、災害時はいち早く開設避難所の情報を仕入れていただきたいと思います。そして、なるべく分散避難をしていただきたいです。

09 分散避難の呼びかけ

特定の避難所に人が集中してしまうと3密になりやすいので分散避難を呼びかけています。
避難所を振り分けることで、感染のリスクを軽減しようということです。

10 車中泊

また、「車中泊」を避難計画に入れましょう。
宮﨑の方は車を持っている方が多いので車中泊は有効な手立てではないでしょうか?
しかし、車中泊にはメリット・デメリットがそれぞれあります。
新型コロナウィルスの対策という意味では車中泊は有効な方法の一つですが、一方で熱中症やエコノミークラス症候群が起こる可能性もあります。
高齢者・持病がある方・妊娠中の方・その他体調に問題がある人など車中泊を控えるべき方もいます。

避難所での新型コロナウイルス対策の考え方

11 避難所での新型コロナ対策の考え方

  • 【NPO法人みんなのくらしターミナル 初鹿野聡さん】
    災害があるときは慌てずに、早めの避難ではなく、あらかじめ避難くらいの気持ちを持っておくこと。家族で話し合いをしておくこと!行政と住民が話し合いをしながら決めていくことが大事だと思います。
  • 【宮崎県医師会理事 峰松俊夫医師】
    自治体に任せるのではなく、自分たちで考えて準備をするように心がけましょう。
    自分で必要なものは、自分で準備をしておきましょう。
    選択肢は広く持ち、臨機応変に対応できるように心にも余裕を持つといいですね。

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