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2019年04月29日

激動の「平成」話題の出来事で振り返る(2019年4月27日放送)

新しい元号は 令和であります。
今月1日、国は平成に変わるあらたな元号を「令和」と発表しました。
すぐに号外が配布され、街ゆく人々はその新しい元号の響に喜びと期待を寄せました。

そして今月18日、天皇皇后両陛下は伊勢神宮で退位に向けた儀式の一つ「親謁の儀」に臨まれました。
ご結婚から60年、即位から30年、在位中最後の地方訪問となりました。沿道には両陛下を一目見ようと集まった大勢の人々。
天皇陛下は皇太子時代も含めると、宮崎に8回来県されました。
宮崎でも常に県民に寄り添われる両陛下の姿がありました。今月30日に退位する天皇皇后両陛下。
時代はまもなく平成から令和へと新たな時代へと変わろうとしています。

オープニング

様々なニュースが飛び交った平成。
まずはU-doki MCのみなさんが印象に残っているニュースを聞いてみました。

髙巣アナ:東国原英夫さんが県知事になり「どげんかせんといかん!」をキャッチフレーズに宮崎県が全国に広まっていく様子がとても印象的でした。

永井アナ:中学生の頃に登った美しい新燃岳が噴火し、その時の様子に衝撃を受けました。

平成の出来事

榎木田アナ:新人アナウンサーの頃に朝昼晩と水着でシーガイアから中継した時のことですね。笑

オーシャンドーム

国のリゾート法の第一号の指定を受け、シーガイアは平成5年にオープンしました。
オーシャンドームの浜辺はカラフルな水着で彩られ、連日多くの家族連れで賑わいました。
2年後には年間入場者が125万人を超え、新たなシンボルとして観光宮崎を支えてきました。
しかしその後入場者は減少し、抜本的な経営改善のため平成19年に閉鎖
常夏の楽園と言われてきたオーシャンドームは14年間の歴史に幕を下ろすことになりました。
シーガイアはその後破綻しましたが、平成24年にセガサミーホールディングスが買収しオーシャンドームはなくなりましたが、宮崎を代表する観光施設として今でも大きな存在感を示しています。

平成を振り返る続いてのニュースは、日本を震撼させた事件「北方町猟銃乱射事件」。
平成8年、北方町の男が近くに住む知人の男性を口論の末猟銃で撃って殺害
子供二人を連れて銃を乱射しながら警察の検問を突破し、警察官に怪我を負わせたうえ6時間半に渡り車で逃走しました。
その後川南町で警察が道路を塞ぎ、車が立ち往生したところを取り押さえられ、車に乗っていた子供も無事保護されました。
男には懲役20年の実刑判決が言い渡されました。
この事件は社会にも大きな影響を与え、県内では猟銃の所持の厳格化、玉などの管理対策の徹底を図る取り組みが行われました。

北方町猟銃乱射事件の様子

続いての注目のニュースは「官製談合事件」。
平成18年12月6日、県発注の入札にからむ官製談合事件で当時県政のトップだった安藤 忠恕氏が競売入札妨害、いわゆる談合の疑いで逮捕されました。
官製談合事件を巡っては、県の幹部職員が次々と逮捕される中で安藤氏は一貫して関与を否定していました。
しかし県政の混乱を招いた責任をとり、任期途中で辞職することになりました。
その後安藤氏は官製談合事件を主導したとして、競売入札妨害などの罪で逮捕・起訴されました。
裁判では一審二審ともに懲役3年6ヵ月の実刑判決が言い渡されました。
安藤氏は一貫して無罪を主張していましたが、最高裁へ上告中悪性リンパ腫のため69歳で亡くなりました。
安藤氏の裁判は判決が確定しないまま、打ち切られることになりました。

官製談合事件の様子

そして誰もが忘れない「口蹄疫発生」のニュース。
口蹄疫は国内で10年ぶりとなる発生でした。
連日のように繰り返される家畜の処分と埋却
口蹄疫は家畜伝染病の中で最も恐れられている病気で、感染力が強く特に子豚の致死率は約50パーセントに上るとも言われています。
24時間体制の防疫作業にも関わらず、感染は広がるばかりでした。次々と宮崎入りする国のトップ。事態は宮崎だけの問題ではなくなりました。
しかし処分の頭数に埋却地が追いつかない状況になり、事態の深刻さに混乱する宮崎県。
そして新たな局面に。
感染拡大のスピードを緩めるため、口蹄疫を発生した地区では健康な家畜にもワクチンをうった上で処分することになりました。それは日本で初めての出来事でした。
処分された家畜は約30万頭。川南町をはじめ、児湯地区5町からは全ての牛と豚が姿を消しました
平成22年に発生して今月で丸9年となりました。そして今年は韓国で口蹄疫が発生しています。
この経験を風化させないように、これからも県全体で防疫対策を続けていかなければなりません

口蹄疫発生の様子

明るいニュースや衝撃的なニュース、いろいろな出来事があった平成
新しい時代「令和」が明るく平和な時代であることを願わずにはいられません。

最後に、高千穂町住む県内男性最高齢の髙藤仁市さん(106歳)にお話を伺ってきました。
Q:令和になる感想は?
髙藤さん:大正・昭和・平成・令和、106歳にもなればもう忘れてしまうわ~。笑

大正2年生まれ、現在106歳の髙藤さんは2年前にもU-dokiに出ていただいたことがあります。
当時104歳だった髙藤さんはとっても元気なおじいちゃんとして話題を集めました。
そして健康長寿として毎日続けているのがスクワット。なんと106歳の現在も、毎朝起きると洗面台に手をかけとても元気にスクワットされています。

髙藤仁市さん

さらに寝る前には時々焼酎を飲むということで、残りが少なくなると写真のように一升瓶を抱えて飲むこともあるそうです!
なんてお元気なんでしょうか!笑

Q:令和に願うことは?
髙藤さん:やっぱり平和やわ~

髙藤仁市さん

髙藤さんを見ていると、なんだかとても元気が湧いてきます。
髙藤さん、令和でもぜひお元気な姿を見せてください!!!

時代を振り返ると、その時代に一生懸命生きてきた出来事をたくさん思い出しますよね。
令和も、平和で明るい、そしてみなさんが充実した時を過ごせる時代でありますように!

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