番組表

ゆーどきスタイル
2026年09月21日
未経験から始めたケーキ作りに12時間の水出しコーヒー 親子で受け継ぐレシピ(2026年09月19日放送)
食欲の秋にぴったりな、地域で長年愛され続ける名店をご紹介します。
宮崎県日南市で34年続く洋菓子店「ブルーリボン」と、宮崎市大島町で来年創業50年を迎える洋食レストラン「しゃんぐり・ら」。
どちらも家族の温かい絆とともに創業以来の味を守り、いまなお進化を続けています。世代を超えて受け継がれるこだわりのストーリーに迫ります。
日南市で34年続く洋菓子店
宮崎県日南市にある洋菓子店「ブルーリボン」。

その店内には、旬の果物を使ったタルトやショートケーキ、多彩な焼き菓子など約40種類が並びます。

同店を切り盛りするのは、店主の荒木務さんと妻の真由美さん、そして娘の美沙さんの家族3人です。
創業は1992年、当時27歳だった務さんが真由美さんとともにお店をオープンしました。
- 荒木務さん:
ちょこっとだけお菓子作りができたので、お菓子屋さんをやろうかなと始めました。周りは全員反対しましたけど、やっているうちにできると思われたのか、宣伝してくれるようになりました。
務さんはほぼ未経験の状態から菓子作りを始め、周囲の反対を受けながらも、県内外の人気店を巡って研究と試行錯誤を重ねてきました。
- 妻 真由美さん:
いまは本当にお客様に感謝の気持ちでいっぱいで、今までやってきてよかったなと思います。
父から娘へ継承されるこだわり
創業当時からの人気商品が「シュークリーム」です。

固めに焼き上げた生地に特製のカスタードクリームをふんだんに詰めた一品で、現在は娘の美沙さんが製造を担当しています。

- 娘 美沙さん:
小さい頃からお菓子作りは大好きだったんですけど、売る側になったときにやっぱり難しいなって。バースデーケーキを作るのにも2~3年かかりました。父は美味しいものしか作ってないなと思います。簡単に作っているように見えるんですけど、奥が深い。尊敬しています。

現在はお菓子作りのほとんどを任されている美沙さん。
受け継いだレシピだけでなく、新商品作りにも積極的にチャレンジし、新たなお客さんを呼び込む工夫を凝らしています。
- 荒木務さん:
私の時は、私一人で誰も頼る人間がいなかったんですけど、娘の場合はバックに私がついていますので、ただ応援するだけですね。

一方で、看板商品である「ガトーショコラ」(1個220円)だけは、今も務さんが自ら作り続けています。
- 荒木務さん:
ただ簡単に混ぜているようにしか見えませんけど、ガトーショコラに関してはまだ娘には任せられません。 - 娘 美沙さん:
父の味をそのまま受け継いで、もっと全国の皆さんに届けられるようなお店になったらいいなと思います。
お問い合わせ
■ブルーリボン
住所:日南市星倉2丁目9-14【MAP】
電話:0987-25-5078
営業時間:午前10時 ~ 午後6時
定休日:火曜日
Instagram:https://www.instagram.com/blue_ribbon1992/
宮崎市大島町の老舗洋食店
1977年に創業した宮崎市大島町にある洋食店「しゃんぐり・ら」。

レトロな雰囲気が漂う同店は、前田浩一さんと母の昭子さん、浩一さんの妻の詩穂さんの3人で営んでいます。

コーヒーが大好きだった昭子さんの亡き夫・敏行さんが脱サラをして、夫婦2人で小さな喫茶店を始めました。
- 母 昭子さん:
当時は小さな店がたくさんあって、夫が自分もやってみようと思ったんじゃないですかね。

現在は大学卒業後に県外で修業を積んだ息子の浩一さんが厨房に立ち、腕を振るっています。
- 前田浩一さん:
母から「そろそろ戻ってきて」と言われ、店を手伝うようになりました。父が7年前に亡くなって、その時にお店を継ごうかなと思いました。
豪華なワンプレートと包み焼き

浩一さんおすすめメニューの一つが「生ハムとマッシュルームのクリームパスタ」です。
- 前田浩一さん:
大人のお子様ランチをイメージして作っております。一皿で色々なものが食べられるようにして作りました。
パスタのソースには、半分の量になるまで炒めて旨味を凝縮させたマッシュルームのペーストを使用しており、生ハムの塩気とともに奥深い味わいを醸し出します。

そして、もうひとつのこだわり料理が「ハンバーグのホイル包み焼き」です。
膨らんだアルミホイルを開けると、ジューシーなハンバーグの上に黒毛和牛のビーフシチューが贅沢に乗せられています。
ホイルで包んで加熱することで双方の旨味が凝縮され、贅沢な味わいを一皿で堪能できる仕上がりとなっています。
12時間かける伝統の水出し
食後の看板メニューは、創業者の夫がこだわり抜いた水出しコーヒーです。

現在も母の昭子さんが変わらぬ製法で抽出し続けています。

深煎りの豆を使用し、熱を加えずに1滴ずつ12時間ほどかけて抽出することで、豆本来の上品な香りと豊かなコク、雑味のないすっきりとした後味を引き出します。

来年には創業50年目の節目を迎える「しゃんぐり・ら」。
現在78歳となる昭子さんは可能な限り店に立ち続けたいと意欲を見せます。
世代を超えて受け継がれるこだわりの味は、これからも地域の人々の心を温め続けます。
お問い合わせ
■しゃんぐり・ら
住所:宮崎市大島町前田322-1【MAP】
電話:0985-26-0021
営業時間:午前11時 ~ 午後3時半
Instagram:https://www.instagram.com/shiyangurira51/
(テレビ宮崎)






