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2021年11月15日

11月14日 世界糖尿病デー 専門家に聞く!糖尿病の予防法(2021年11月13日放送)

11月14日は世界糖尿病デー。今回は糖尿病の予防について谷口尚大郎さんに話を伺いました。

谷口尚大郎さん

01 谷口尚大郎さん

  • 日本糖尿病学会専門医・宮崎県健康づくり協会 健康推進部 次長
  • みやざき糖尿病予防クリニック(予防医療活動専門の移動式クリニック)

糖尿病

02 糖尿病

糖尿病は・1型(主に自己免疫)・2型(主に生活習慣)・妊娠型 ・その他の4つに分類され、全体の90%が「2型糖尿病」で主に生活習慣が大きく関わっています。

2型糖尿病とは!?糖尿病の原因は大きく2つに分けられます。

1つ目は「遺伝的な素因=体質」です。糖尿病はとても遺伝しやすい病気で、片親が糖尿病だと3割、両親が糖尿病だと6割が遺伝すると言われています。

2つ目は、「生活習慣の乱れ」です。食べ過ぎ、運動不足が代表的ですが、その他に睡眠不足やストレスも糖尿病の発症に関係すると言われています。

03 生活週刊の乱れ

糖尿病は「症状がないのが症状」と言われるくらい、自覚症状が出にくいため、血液検査などを行わないと早期発見が難しい病気です。
ただし、血糖値が高くなれば、喉の渇き・トイレが近いなどの症状が出ることもあります。

血糖値とは?

血液の中のブドウ糖の量を測ったものが「血糖値
糖は腸で消化され、ブドウ糖という形で体内に吸収され、ブドウ糖はインスリンが作用して体のエネルギーに変換されます。
ただ、長期間の生活習慣の乱れにより、インスリンの働きが悪くなると、血液中のブドウ糖が過剰となる「高血糖」になります。

高血糖になると?

甘い血液が全身を流れるため、全身の血管にダメージが出ます。
甘い水が水道管を流れて錆びるようなイメージです。
大きな血管がダメージを受けると「脳梗塞」「心筋梗塞」などを起こしやすく、小さい血管がダメージを受けると「三大合併症」が出てきます。

〈三大合併症とは?〉糖尿病が原因で起こる特有の障害のことで、以下の3つがあります。

04 三大合併症

  • 糖尿病神経障害:神経の働きに障害が起こり、手足のしびれや感覚が麻痺したりする。
  • 糖尿病網膜症:網膜の血管が傷つくことで出血や網膜剥離を引き起こし視力低下や失明につながる。
  • 糖尿病腎症:腎臓の毛細血管が傷つけられ、腎臓の機能低下につながり、進行すると腎不全になり透析治療が必要となる。

糖尿病になってすぐ合併症を発症するわけではないが、糖尿病の状態を放置すると、約5年で神経障害、約10年~15年で腎障害などが起こる可能性があります

糖尿病は怖い病気ですが、できるだけ早く生活習慣を見直すことで、予防ができます。
また治療をすることで合併症もすべて予防ができます。できるだけ早く診断して、早く治療を始めることが一番大切です。

糖尿病予防【運動編】

1週間に150分以上の運動で糖尿病予防に期待できます。
しかし、運動はなかなかやるのが大変だと思いますが、立つだけで血糖値が下がるということが研究で証明されています。
さらに最近は「ニート」を増やすということがトレンドになっています。

05 ニート

ニート」とは、非運動性熱産生という意味で、ヒトのエネルギー消費の20%と言われています。
「掃除・洗濯、ごみ捨て、買い物、階段を選ぶ、あえて遠くに駐車、奥様の服選び同行」などの行動がニートを増やす例になります。
ニート」を増やすことを意識することで、痩せやすくなり、血糖値も下がりやすくなる。

糖尿病予防【睡眠編】

糖尿病予防には睡眠は7~8時間がおすすめです。
睡眠時間が短すぎても、長すぎても糖尿病のリスクが上がるという研究データがあります。

糖尿病予防【食事編】

06 糖尿病予防 食事編

食事では糖質の管理が非常に大切!そこで一番に注意するのは飲み物です。
砂糖は1日25g(角砂糖6個)までに抑えた方が良いとされています。

糖質の多い飲み物は量や頻度に気をつけながら楽しむことが大切です。

07 バランスよく摂取

炭水化物とたんぱく質と野菜をしっかり摂ることがバランスの良い食べ方になります。

08 ハンバーガーの組み合わせ

ハンバーガーやラーメンも組み合わせに気をつけることが一番大切です。
ハンバーガーは主食(パン)、主菜(肉類)、副菜(野菜)があるため、それほどバランスが悪いわけではないですが、ポテトや炭酸飲料と組み合わさることで、炭水化物や糖質の過剰摂取につながり、血糖値が上がりやすくなります。
ポテトをナゲットに変えるとたんぱく質に、炭酸飲料を無糖の紅茶やブラックコーヒーに変えると糖質がカットされます。
こういうことを意識すると比較的バランスがとりやすくなります。

糖尿病予防【体重編】

日本人は糖尿病を発症しやすい民族で、体重を増やせば増やすほど、糖尿病の発症リスクが上がります。

標準体重の計算法

09 標準体重の計算法

  • 身長(m)×身長(m)×22=標準体重

体重を減らすことはものすごく難しいですが、体重計に毎日のるだけで痩せやすくなるという研究データがあります。
お風呂に入る時は必ず服を脱ぐため、「服を脱ぐ→体重を測る→風呂に入る」という流れを習慣にすることで、体重が視覚化されて管理がしやすくなり、健康への意識も高まると思います。

糖尿病は予防ができる病気です。
予防するためにはできるだけ早くから知識を持って始めることが大事ですので、若いうちから糖尿病予防を始めることが大切になります。

10 谷口さんの活動

谷口さんは、宮崎市の「矯正・小児ひまわり歯科 柿崎陽介院長」と共同で、糖尿病や虫歯の予防意識を高める「糖質ゼロ」自販機の設置を行っています。
また、先日は美郷町義務教育学校での生活習慣病予防講演で「子どもに生活習慣病予防を自ら考える教育プログラム」として講師を務めるなど、県内の学校や公民館で幅広く啓発活動を行っています。

谷口さんが投稿している「インスタグラム:みやざき糖尿病予防クリニック」では、日々の活動や糖尿病予防に関する具体的な情報を発信していますので、ぜひチェックしてみてください。

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