11月11日は宮崎のシンボルキャラクター「みやざき犬」の誕生日。
今回はこの「みやざき犬」を起用してオーストラリアで宮崎をPRした今任洋子さんにスポットを当てます。

オーストラリア 第三の都市ブリスベン。
人口約250万人の温暖で過ごしやすい気候が特徴のこの街は、年間を通して多くの観光客や留学生が訪れます。

宮崎県をPRする今任さんは昨年ワーキングホリデーを利用しブリスベンに渡航し、現在語学勉強のからわら、宮崎のシンボルキャラクター "かぁくん"と一緒に故郷の魅力を発信しています。

日本の食材を販売するお店で働きながらPR活動を行っている今任さん。

そんな今任さんがみやざき犬を器用しようと思ったきっかけは、海外の人からの視点に着目したことでした。
「海外の人から見て何が伝わりやすいかと考えたとき新しい日本文化として出てきたゆるキャラがいいかなと思った。かつ、ほがらかで陽気なオーストラリア人に一番気に入ってもらえるのは"かぁくん"じゃないかなと思った。」と今任さんは話します。

この日今任さんが向かったのはファーマーズマーケット。
地元の人がたくさん集まるこの場所でも、かぁくんと共に宮崎のPRをします。

そこで発見したのは宮崎発祥の肉巻きおにぎり。
販売しているのはオーストラリア在住の梅村昇志さんです。
宮崎で修行した肉巻きおにぎりを、現地オーストラリアのお肉と宮崎から取り寄せた宮崎の醤油を使用して作っています。
目の前で次々と売れていく肉巻きおにぎり。
宮崎発祥の肉巻きおにぎりは大盛況でした。

別の日にもブリスベンのメインストリートでPR活動するかぁくんたち。
小さな女の子やたくさんの家族づれがかぁくんにハグをしたり一緒に写真を撮りながら、「Miyazaki」という言葉を発しながら宮崎に興味を持ってくれました。
今任さんは「住宅街や海岸沿いが宮崎に似ていて、ブリスベンの人が宮崎に来てくれたら宮崎の良いところをたくさん知ってもらえると思う。」と考えています。

オーストラリアでの宮崎PR活動を今任さんは「私が思っている以上に受け入れられたのかなと思います。大人の男性がかぁくんを可愛いと言ってくれて文化の違いはあるだろうけどすごく良かったです。日本に戻ったらオーストラリアでやったように海外の人に向けた宮崎の情報発信をして、宮崎をグローバルな県にしていきたいと思います。」と話します。

今任さんの活動や自分たちの活動で、宮崎の魅力をこれからも発信していきたいですね！