ゴールデンウィーク期間中にフェニックス自然動物園に遊びに行ったという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回注目するのが、先月誕生したばかりのマサイキリンの赤ちゃんです。

3年ぶりに県外との移動制限がないゴールデンウィーク。
県内の行楽地は久しぶりに賑わいをみせ、フェニックス自然動物園にも長い行列ができていました。
去年、おととしのゴールデンウィークは新型コロナの影響で休園などを余儀なくされましたが、今年は休まず営業し、客足もコロナ前に近い水準まで戻ってきたと言います。

動物園（4月29日 ～ 5月5日）
来園客・・・約2万6,000人

来園客の目を和ませてくれる動物たち、その中でもひときわ注目を集めていたのが、マサイキリンです。
国内に8頭しかいないマサイキリンのうち、フェニックス自然動物園では赤ちゃんを含め3頭が飼育されています。

4月3日誕生したマサイキリンの赤ちゃん♂
母親のコユメと父親のトウマにとっては、おととし8月に誕生したコナツに続き、待望の第2子です。
生後１ヶ月が経ち、地面から頭までの高さは、推定1m90cmまで成長しました。

赤ちゃんの様子は？

• 【話：宮崎市フェニックス自然動物園 竹田 正人 園長】
  すくすくと成長してくれています。2020年8月に誕生した姉コナツはおてんばでしたが、今回の赤ちゃんは、結構しっかりというか、おっとりというか、マイペースな感じがします。

マサイキリンの赤ちゃんに親しみをもってもらおうと、動物園が赤ちゃんの愛称を募集しました。
愛称発表は5月12日（木）です。

• 【話：宮崎市フェニックス自然動物園 竹田 正人 園長】
  コロナとか世界情勢もありますので、夢が持てる、希望がある名前でもいいですし、お父さん、お母さんにちなんだ名前もいいかなと、結果がどうなるかワクワク、ドキドキしています。
  マサイキリンの赤ちゃんが見られるのは、現時点でフェニックス動物園だけですので、今まさにここだけのかわいい子ですから、ぜひとも見に来ていただきたいです。
  国内のマサイキリンは8頭しかいませんから、やがて海外と交流ができたらいいなと、そうすることでマサイキリンがさらに命をつなぐことができると考えています。

次の世代に命をつなぐ役割が期待されるマサイキリンの赤ちゃん、みんなに愛される素敵な名前をつけてもらって、たくましく成長してほしいです！

5月12日（木）清山市長（宮崎市）が記者会見でキリンの赤ちゃんの愛称を発表しました！

マサイキリンのオスの赤ちゃん　愛称｢ハルマ｣

親しみのある愛称、皆さんでたくさん名前を呼んでかわいがってあげましょう！