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2017年06月29日

今さら聞けない!「健診の受け方」(6月28日放送)

今週は、「今更聞けない」という事について、シリーズでお送りしています。
今日は、健康診査。皆さんはどのように受けていますか?

健康診査

市町村が行っている健康診査には、特定健康診査(特定健診)や、がん検診等があります。
特定健診については、宮崎市では35歳以上の国保加入者が対象で、健診内容は、ほぼ県内共通です。
一方、がん検診については、内容、条件が、各市町村で違います。

宮崎市の場合、対象者には、このような受診券が送られてきますが、利用状況はいかがですか?

健康診査の利用状況

平成27年度の宮崎市特定健診の受診率は(24.1)パーセントと県内で最も低い状況でした。
がん検診も同様に残念な状況です。

受診券

受診には、このようにいろんな種類があり、対象年齢も様々、また、病院で受ける個別健診と、集団健診では、費用が異なるなど、意外に複雑です。
この中で、どのように受けるのがいいのでしょうか?

自分に合った受け方を選ぶ

まず、受診券で、自分が対象となる健診がどれなのかを確認して下さい。
そのうえで、健診の時間や、場所、費用など、何を優先するか、自分に合った受け方を選んで下さい。

健康診査の項目例

例えば、一度に多くの健診を受けたい方は、集団健診がお勧めです。
個別健診に比べて費用を抑えることもできます。

また、結核・肺がん検診の胸部レントゲン検査は、宮崎市の個別健診では受けられません。
集団検診、もしくは各地区に巡回バスが出ています。
是非スケジュールをチェックしてご利用下さい。
また早期発見の為に、検診内容も改定されており、宮崎市では、今年度から、胃がん検診に、胃カメラが導入されました。

また、子宮けいがんの検診でも、受診率を上げるための工夫が・・。

子宮けいがんの検診

宮崎市では、3年前から子宮がんに関してのヒトパピローマウイルスと細胞診の、併用検診が始まりました。
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルスの感染によってのみ起こるといわれています。
ヒトパピローマウイルスがいなければ、子宮頸がんになるリスクがなくなります。
そして、感染して、早くても3年たたないと、細胞は異常を示さない。
この検診は、3年に1回で済むということになります。

はまだ先生

そういう意味で、併用検診のある市町村では、ぜひ受けて頂きたい。
また、64歳以降の場合、性交によるヒトパピローマウイルス感染は起こりにくい。
その年齢に達した方は、受ける必要がないという事になっております。

市町村にお問い合わせ

受診率アップを目指して、各市町村で、様々な取り組みを行っています。
がんは今や、生涯で二人に一人がかかる病気と言われています。
怖いから受けないではなく、早く見つけて、早く治す為に、健診を受けましょう。
健診内容については、お住いの市町村にお問い合わせ下さい。

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