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UMKスーパーニュース:
Reらいふ
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2015年09月02日
イメージ広がる「ペーパークラフト」点字用紙を再利用(9月1日放送)
お城や動物などのオブジェ。細かい部分まで複雑に表現されています。
 都城市点字図書館にあるペーパークラフトです。

これらの作品は点字用紙で作られています。
 読み終わった点字用紙を再利用して作られたペーパークラフトが人気を集めています。

都城市の総合社会福祉センターにある点字図書館では、文章を点字に訳したり録音して、貸し出し用の図書を制作するなど障害者福祉の取り組みが行われています。
施設で3年前に始まったのがペーパークラフトの作成で、職員が点字用紙を再利用し様々な作品作りを行っています。
行事で試しに作ってみたらとても好評だったので、その後ずっと続けています。
 点字用紙は薄すぎず厚すぎないので扱いやすいとのこと。

大きな建物などはとくに、作品をさわることで形がイメージしやすくなります。
手触りから作品のイメージを感じる事ができ、利用者に好評です。

「キリンは見たことも触ったこともないが、こんな形をしているんだと。こわくて触ったことがない生き物でも作品を触ることで形がわかります」
「象の鼻や牙の形、体のバランスがよくわかる」
「ペーパークラフトができて図書館に行くのが楽しみになったようです。外出も増えました。」
これまでに職員の手で50体あまりが制作されました。
利用者のリクエストなどをもとに毎月新たな作品が作られ、初心者から要望があれば簡単な作品作りの体験会も行っています。

手触りを楽しみながら、様々なイメージが広がるペーパークラフト。
 新しい作品は今月中旬ごろ展示されることになっています。
■問い合わせ
都城市点字図書館
TEL:0986-26-1948
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