今月から、インターネットサイトで宮崎の新商品に出会えるオンラインの催事が登場しています。
中には、すでに目標の4倍以上を売り上げた商品もあるようです。

こちらの卓上火鉢、名前を「六火（ろっか）」と言います。
いつもは、この大きな火鉢を作っている、宮崎市の火鉢工房の小山さんが作りました。
実は、今月こちらの火鉢をオンラインで販売したところ、予想の4倍の売り上げを見せ、ヒットした商品の一つなんです。

うれしい悲鳴です。14日くらいですもんね。
そんなことがあっとやろかて思いました。

この商品がヒットした理由は、県商工会連合会が企画したオンライン催事「みやざき Dekitate市場」です。
今月1日から7月30日まで、「マクアケ」の特設ページで開催していて、県内9つの商工会から12の事業者が参加しています。
きのう時点で小山さんの火鉢の売り上げは、130万円を上回っています。

コロナ禍において、ネット販売の売り上げが伸びていまして、事業者の皆さんもWEB上でのニーズを意識した商品づくりが求められておりますので、事業者の皆さんにテスト販売の場を提供し、商品のブラッシュアップにつなげていただきたいという思いで企画いたしました。

火鉢工房の小山さんは、郵便局に勤めながら趣味で火鉢づくりを続けて30年以上。
これまではオーダーがあったときだけ、火鉢を作っていました。
小山さんは、今回のオンライン催事をきっかけに、商工会とタッグを組んで、新商品の開発に挑戦しました。

珍しくて新しいもの、若い方がほしくなるものということで、小さめの火鉢にすればとっかかりやすいのではと四角だと和テイストが強い。
マンションでも使いやすい、卓上でも使えるものということで。

大きいのばっかり作ってたから、手がまめらん。
やってみたら奥が深く、いかにまっすぐするかとか

県商工会連合会では、ウェブでの反応をみながら商品の改良などにつなげていければとしています。
今後は9月に空港でイベントを開催します。
リアル物販も行い、ウェブでの支援と二刀流で支援していきたいと思います
今回のオンライン催事、コロナ禍で売り上げが減少した県内の事業所にとっても、新商品の開発、販路拡大のきっかけとなりそうです。

■みやざきDekitate市場
URL:https://www.makuake.com/online_event/miyazaki_dekitate
※催事は7月30日までで、催事終了後に商品の発送となります。