きょうは日本の伝統工芸、和紙の話題です。
和紙というと、ちょっと特別なものというイメージがあるかもしれませんが、実は身近に楽しむ事ができるんです。

優しく揺らめく和紙のモビール繊細な美しさがある・・・
今日は　このように気軽に楽しめる和紙アートをご紹介します。

作品を手掛けたのは、和紙アート作家の福澤三穂子さん。
14年前、和紙の作品展に出向いた時、その立体的な美しさに魅了されたそうです。
和紙の原材料となるコウゾの木の栽培から行い、手すき和紙を作り、作品に仕上げる和紙愛にあふれた人です。

• 【話：福澤三穂子さん】
  タペストリーは、透け感。
  光を透過してくる。それが大好きです。
  パネルは、表面の奥にあるもの、和紙を重ねることによって、奥のものを引き出してくる、それが私にとって制作の時の楽しみであり喜びです。

福澤さんのワークショップでは、手軽な和紙アート体験ができるということで、今日はモビールづくりに挑戦です。

主な材料は、和紙のパーツ・サンキャッチャーやビーズと、竹ひごを使って糸につないで結んでいきます。

1. パーツをどのように配置するかを決めたら作業スタート。
   ビーズ、サンキャッチャーに糸を通して、動かないように固定します。
2. 糸を和紙のパーツに結ぶ。
3. 竹ひごにくくります。
   福澤さんにも手伝ってもらい、3つのパーツを組み合わせます。
4. 最後に、バランスがとれる場所を慎重に探り糸を取り付けたら完成です。
   作り上げる喜びが感じられ、楽しいですね。

光の透け感とキラキラ感、ゆっくり揺れる感じがいいです。

平面のものもあるし、立体的にいろんな可能性がある和紙。
そういうものを、親しみを持って、和紙アートをもっともっと関心を持ってもらえたらうれしいですね。

佐土原町で開催されるワークショップでは、和紙のモビールやリース作りの体験ができます。（軽食付き）
親子で参加できる教室もあります。

繊細な美しさで、癒やしを与えてくれる和紙アート。
毎日のくらしに取り入れてみませんか？

■和紙アート作家 福澤三穂子さん
※工房は非公開
Instagram：https://www.instagram.com/miho_washi111/

• ワークショップ（軽食付き）親子教室あり（親子二人分 2400円 ～）
  場所：カフェスリジエ アン フルール（佐土原町）
  検索「スリジエアンフルール ホーム」