今日はギョーザの話題です。
ギョーザといえば、去年、支出金額と購入頻度の両方で宮崎市が日本一になったことは記憶に新しいと思います。

宮崎市の支出金額をみてみますと、日本一が発表された2月はムードも高まり、ギョーザ王国の宇都宮市、浜松市に大差をつけていましたが、そこから下降。
5月までのランキングは1位ですが、2位の宇都宮市との差はわずか9円となっています。
そしてきょう、今年1月?6月までの上半期の結果が発表されました。
この上半期、宮崎市は1位をキープできたのでしょうか。

きょう宮崎市ぎょうざ協議会の渡辺会長をはじめ関係者が集まり、上半期のギョーザの支出金額と購入頻度の結果報告が行われました。

ギョーザの支出金額は、ここ数年1位と2位を浜松市と宇都宮市が独占してきましたが、去年、宮崎市が初めてその牙城を崩し、年間王者に輝きました。
嬉しいニュースは県民の間でも話題に。

【県民の声】

• めっちゃ食べますね。
• 手軽ですね。しかもおいしいのでつい買って食べちゃいます。
• 娘と一緒に、いろんなイベントがあったらたくさん買って冷凍庫にいっぱいいれています。

日本一となった直後に行われた感謝イベントは、製造が間に合わない日もあるほど、大盛況。

• 【話：宮崎市ぎょうざ協議会 渡辺 愛香 会長】
  どこも大盛況で作り手のみなさんも今大慌てで作っている状況なので反響が想像以上だったと思います。

その後も、イベントを月に約1回開催。
去年と比べると、その回数は半分程度となりましたが、宮崎のギョーザをPRし、消費拡大を図ってきました。

そしてきょう、宮崎市観光戦略課からの電話で、上半期の結果が報告されました。

• 1位：宇都宮市2019円
• 2位：宮崎市1969円
• 3位：浜松市1875円

以上が上半期の結果となります。

• 【話：宮崎市ぎょうざ協議会 渡辺 愛香 会長】
  本音の部分でいえばちょっとくやしさもありますけども、市民、県民の皆様の応援をずっと肌で感じて走ってまいりました6カ月間でしたので、通年通しての全国1位、2連覇というものに対して今熱く決意をしたというところでございます。
  コロナ禍の巣ごもり需要に対して、宮崎はやはり昨年を走り切ったというところはありましたので（今年は）宇都宮さんの観光的な戦略に一歩及ばなかったのかなと考えております。

渡辺会長は、後半に向け、切り替えてギョーザの魅力をさらに広く発信したいと意気込みます。
せっかくでしたので1位で飾りたかった上半期ではありましたけども、やはりこの2位という結果を逆に追い風にしてまだまだ魅力発信していって、みなさまと一緒に通年通しての1位を目指して必ず勝ち取りたいと思います。

宮崎市は年間王者の座を守れるのか、日本一のぎょうざの街をめぐる戦いは後半戦に突入しています。