今年も新茶の季節になりました。
最近、健康ブームも手伝って色々な気になる緑茶が増えています。
きょうは、その中の一つ「あいま茶」を紹介します。

新富町で3代続くお茶農家の「豊緑園 もりもっ茶」。
今回は、直営店のお茶と和菓子の店「みどりとすずめ」におじゃましました。

20年以上にわたり有機栽培で、お茶を作り続けています。
自社で9種類のお茶を栽培しているので、ブレンドして楽しくおいしく飲めるお茶も開発しています。

その中で気になったのは、先月発売されたばかりの、本と一緒に楽しむお茶「あいま茶」です。
本を読むあいまに飲んでいただきたいお茶で、5種類あります。
読書で体験するそれぞれの物語が、お茶の香りと風味で少しでも広く深いものになればと思い、スタッフ一同で試飲を重ね開発しました。

■恋愛小説のあいま茶
甘酸っぱくてキュンとする感じです。

ほうじ茶をベースに、赤紫蘇とへべスを酸味が出るようにブレンドしました。

■青春小説のあいま茶
瑞々しくて切なさも感じます。

緑茶をベースに、カモミールとオレンジピールが香るブレンドティーです。

5種類全てを試飲して感じたのは、不思議とその本のジャンルに入り込める「その気になる味」。
満足度の高い読書を導いてくれる気がしました。
パッケージがしおりになるのもポイントで、気の利いた贈り物にもなりますね。

今週から、新茶の摘み取りも始まりました。
一番茶は、アミノ酸の一種「テアニン」が豊富に含まれていますので、甘みや旨味を強く感じます。
リラックス効果も高く緑茶の良さがぎゅーっと詰まっています。

さらに、お茶の美味しさを引き立ててくれる人気の大福も見逃せません。
この時期ならではの「新茶大福」は、焙煎しすぎない新茶の瑞々しさが楽しめます。

この季節だからこそ楽しめる味と、日常生活を楽しくさせてくれるブレンドティ「あいま茶」。
新茶の時期にもっと緑茶を楽しみませんか。