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2020年03月13日

自然災害への備え 水害からの早期避難(2020年03月12日放送)

今週のテーマは「自然災害への備え」です。
きょうは水害から命を守る「早期避難」についてお伝えします。
まず、最近の気候変化をよく理解しておくことが大切です。
宮崎地方気象台で話を聞きました。

01 岩切さん

地球温暖化は、生態系などへの影響が大きく懸念されます。
現状の対策のままで温室効果ガスの排出が続いた場合、今世紀末には大雨の回数が2倍以上。
雨の降らない日も増加すると予測されています。
つまり、雨の降り方が激しくなる一方で、降らない日も増えることから、「雨の降り方が極端化」し、想定外の天候による災害が予想されます。

02 ししおどしで例える

空気中に含まれる水蒸気を「ししおどし」で例えてみると、温暖化が進行して空気中にためられる水の量が増えます。
筒が太くなった状態です。傾くまでに時間がかかるので、雨の降る日が減ります。
しかし、傾いた時にこぼれる水の量が増えるので、大雨の回数は増えることになります。
平成30年7月豪雨は、西日本を中心に大きな被害をもたらしました。
その教訓を今後に活かすため、県ではその対策に取り組んでいます。

03 下西さん/広島県知事のコメント

平成30年7月豪雨で、死者・行方不明者が特に多かったのが広島県でした。
被害を振り返って広島県知事が発表したコメントに「あなたが避難することがみんなの命を救うことにつながります」というメッセージがありました。
この言葉を、多くの皆さんの心に刻んでほしいと考えています。

  • 「警戒レベル3」で、高齢者など非難に時間を要する人は避難。
  • 「警戒レベル4」で、全員安全な場所へ避難

となっていますが、実際に災害時に避難したほとんどの人の判断基準が、「まわりの人が避難したから自分も避難した」でした。
広島県知事が発表したコメントには、実体験からの切実な思いが詰まっています。

04 日頃から意識を

気象台の予報の精度が上がっています。
日頃から、情報と自分のとるべき行動を確認しておきましょう。

05 大雨洪水警報の危険度分布

特に、大雨洪水警報の危険度分布が参考となります。
早期避難のタイミングを逃さないでください。
「まだ大丈夫」では、あなたの大切な人の命は守れません。
繰り返します「あなたが避難することが、みんなの命を救うことつながります」。
地域で声を掛け合って、早めに適切な避難をお願いします。

06 宮崎地方気象台のページにアクセス

スマートフォンで宮崎地方気象台のページにアクセスすれば、GPS機能を使って今自分がいる場所の最新の気象情報がわかります。
ハザードマップと重ねて確認することができるので、ぜひ利用してみてください。
早期避難で逃げ遅れゼロを目指しましょう!

07 お問い合わせ

■お問い合わせ
宮崎県 危機管理課
TEL:0985-26-7066

情報募集中!

身近な話題から、事件、事故まで
皆様の情報をお待ちしています!

FAXでの投稿は 0985-31-5702 まで

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