年末準備！
家庭で挑戦したい年越しそばの話題を紹介します。

訪ねたのは、都城市吉之元町にある「がまこう庵」。
都城産の蕎麦と湧き水で作る手打そばが人気のお蕎麦屋さんです。

2代目店主蒲生純さん。
地元の食材にこだわった蕎麦作りに励んでいます
霧島盆地は寒暖差が大きく蕎麦作りに適した地域で、毎年地元の農家さんにお願いしてそばを作ってもらっていいます。
蒲生さんは各地で「そば打ち教室」も開いています。
昔は、その家庭の味の蕎麦がありましたが、今は中々見られません。
「そば打ち」を家庭料理にできればという思いです。

家庭でできる「そば打ち」
必要なのは蕎麦粉、強力粉、水。
道具はボウル、麺棒、包丁です。

美味しい蕎麦を作るには、蕎麦粉選びがポイントです。
間違いないのは国産で、石臼挽きだと粉がまとまり易いのでお勧めです。

蕎麦粉と強力粉を合わせ、水を3分の2程入れかき混ぜます。
生地を少しだけ取って潰し、ひび割れが出なければOKです。
打ち粉を振りツルツルした台の上で押し込むようにこねます。
「テカリが出るまで。50回ぐらいが目安です」

円錐形に整え掌で潰したら、強力粉を振り、麺棒で生地を伸ばします。
なるべく四角に伸ばすには、麺棒使って角を作りたいところを伸ばします。
「形ではなく生地の厚さを揃えると喉越しが良くなります」
表面に打ち粉をたっぷり振り、生地を畳んで好きな太さに切ります。
ここであると便利なのが木箱。
素麺などが入っていた木箱を利用し、包丁に沿わせながら切ると、そば打ちで使うこま板代わりになって便利です。

打ちたて麺をたっぷりのお湯で1分ほど茹でると・・・
家族でワイワイいいながら年越しそばを打ってもらうとうれしいですね。

打ちたて茹でたて。
今年は家庭で手打の年越し蕎麦を味わってみてはいかがでしょうか。