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番組審議会

第466回 平成23年7月5日

期日 平成23年7月5日(火)
場所 株式会社テレビ宮崎 会議室
議題 FNS九州8局共同制作 ドキュメント九州 テレビ宮崎制作 おしゃべりぴあの~広汎性発達障がいのピアニスト~
放送日 7月3日(日) 6:15~6:45

議事の概要

  • 野田さんは、彼女をきちんと受け止めてくれる人たちに愛されながら生活をしていることが、画面からよく伝わってきて ほっかりして見ることができた点がよかった。
  • 映画をみたような印象だった。コンサートの場面では、ナレーションも少なく、カメラで撮った位置も非常にきれいだなという感じだった。
  • 1ヶ月や1日というように時間通りにおっていたことで、わかりやすい内容だった。また、女の子を扱うドキュメンタリーとして、字幕や音楽があっていて、見やすかった。演奏の映し方も、鍵盤の近くから撮る撮り方など、彼女の内面に迫る臨場感などが伝わってきた。彼女の夢が実現したということが、よく出ていたと感じた。
  • 番組を通じて家族の絆や何かと出会うことで180度変わることがあると感じ、感動した。また、最後の場面で、彼女が涙を流しながら話した言葉に感動した。
    「努力すればできることを伝えられるピアニストになりたい」という野田さんの言葉から、同じような障がいをもつ人や家族にとって、勇気付けられる内容だったと思う。
  • 主人公の野田あすかさんの声が出てくる場面がたくさんあったことがよかった。制作側も入り込み具合がよく、いい映像が撮れていたのではないかと思う。
  • 特にカメラワークがよかった。リサイタル前の緊張した様子やピアノに頬ずりするようなリラックスした表情を見せるところも細かく捉えられていて、非常によかったと思う。
  • 軽やかなBGMを使い、暗くならない構成になっていたことが、彼女をよく捉えていてよかった。「自分は自分でいい」という彼女の言葉を体現したような構成だったと思う。
  • 障がいがある女性をテーマにしてドキュメンタリーにした番組の意味、障がいを公表していこうとされたご家族の思いなどが、もう少し番組の前後であってもよかった。
  • 障がいが今後どうなっていくのかということが若干気になった。 また、あすかさんが小さいころいじめにあったと言われていたが、音楽を介してどんなふうに変わってきたのかが気になった。

・・・などの意見が出されました。

その他(番組種別について)

放送法の改正に伴い「放送番組の種別の公表制度」が導入されるにあたり、放送番組を「報道」「教育」「教養」「娯楽」「通信販売」「その他」の種別に区分し公表するという、番組種別についての説明を行いました。テレビ宮崎は民放連が提案した「放送番組の種別の基準」を番組審議会に諮問し、異議なく答申をいただきました。

> 放送番組の種別の基準

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