番組審議会

第464回　平成23年5月10日

議事の概要

• 自粛の影響を経験した県として、自粛は地域経済にとってためにならないということを発信してほしかった。新燃岳の土石流についてのニュースは、周辺の観光施設は充分な対策がされているので災害地ということをあまり強調しないでほしい。
• 延岡ひき逃げ事件の目撃者の証言で、今から捜査に入る段階で、「殺人だった」という表現があったことに違和感があった。最後になるにしたがってCMが多いという印象がある。声の入ったBGMを使用されていたが、聞きづらい部分もあった。
• オープニングが立夏についてだったが、自然の音と映像が非常に美しかった。アナウンサーの方の話すスピードが丁度良く、大変聞きやすい。今の時代には様々なツールがあるので、ビデオリポーターのところはそれを活用するなど考えられるのではないか。県政についての持続的な視点があると更に充実した番組になると思う。
• 連休中のニュースということで、構成が非常に難しかったと思う。棚田や新緑、蛙の鳴き声、花の映像などが綺麗で心が安らいだ。番組の中に多くの項目があったが、リズムがあったのでよかった。一つ一つを拾ってみると、様々なことを取り上げていると思った。
• トップニュースの前に季節感のある美しい映像が流れるというのはUMK独特だと思った。ゴールデンウィーク中の観光施設の総括は時期が早いのではないか。また、ニュース番組で釣果情報を扱うのは非常に面白いが、毎日放送しているのか。月間ビデオリポーターの優秀作品はどのような経緯で選ばれたのか、他の作品はどのようなものがあったかなどの説明がもう少しほしかった。
• 長閑で地方らしい、四季折々のニュースがあることによって、リラックスしてみることができる。地元だから発信できるニュースが、特に災害の時は重要だと思った。地元だからこそ発信できるニュースをこれからも続けてほしい。
• 九州新幹線開通によって、ゴールデンウィーク期間中の人出には影響があったのかという効果をもう少し掘り下げてほしかった。母の日に関連した節電グッズの紹介は面白いまとめ方であった。若いアスリート発掘はこれからも続けてほしい。口蹄疫から一年経ったが、被害農家の方々は未だ渦中にいるので、これからも状況を報道してほしい。
• 震災関連だけではないニュース番組を放送するということも大切だと思った。報道するということが公益に資するということが軸にあり、延岡のひき逃げ事件を全県民が知ることがいかなる公益に資するのだろうか。今後、殺人事件や事故について報道機関として、どのように取り上げていくのか。

・・・などの意見が出されました。