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番組審議会

第452回 平成22年4月13日

期日 平成22年3月23日(火)
場所 株式会社テレビ宮崎 会議室
議題 FNS九州8局共同制作 ドキュメント九州「前へ!前へ! ~車いすマラソンがつなぐ親子の絆~」
放送日 平成22年2月23日(月) 26:24~26:54

議事の概要

  • 短い時間でコンパクトにまとめられているが、親子の絆が感じられ、感動的な番組であった。視聴者に車いす生活を余儀なくされた方の姿をありのままに伝え、「バリアフリー」というキーワードを視聴者に訴えかける番組構成である。
  • 視聴者に障害をもった方々について考え、理解する機会を与えてくれた番組だった。短い時間でまとめられていたが、まとめられすぎていて割愛された部分があるのではないか。説明不足のところがあったので、テロップやナレーションを入れて、いつ何処で誰がということがはっきり分かると、より一層理解できたと思う。また、若者にあるユーモアや「遊び」をもう少し取り入れて番組を制作したら、ひと味違う番組になったのではないか。
    しかし、全体的に作り方が温かく、様々なことに配慮している点は素晴らしかった。
  • 青年の限界への挑戦や努力、青年の将来、家族、周りの見守る姿勢が番組から感じられ、見る側は手に汗を握る30分間であった。最初の映像が強烈に入ってきて、重い番組かと想像していたが、最後は結婚披露宴に参加している時の彼の前向きなコメントが紹介され、爽やかな終わり方であった。
  • 制作側の思い、出演された方の思いが全面的に出ており、質のいい番組であった。このような番組は、学校教育の場において、教材としてふさわしいと思う。今回は26時からの放送だったので、若い人や親子が見ることのできる時間帯に放送して欲しい。また、コンセプトが家族愛であるが、友人たちのコメントも欲しい。
  • 車いすマラソンがメインではあるが、私生活の部分も入れて30分間という短い時間でまとめられていて素晴らしい。ナレーションや演出なしのシーンがあるが、それが印象的なシーンになることは映像の強みである。本人や家族のインタビューには時間を割いてないが、一つひとつの表情に訴えるものがあり、秀作である。殺伐とした現代社会にはお笑い番組も必要ではあるが、人間の良さを伝えるような番組を制作して欲しい。

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