番組審議会

第395回　平成17年2月22日

議事の概要

• 高校生の爽やかな表情をよく描いており、泣いている場面、笑っている場面、真剣に戦っている場面、コーチが「どんよりとしている」とおっしゃった時の重たい雰囲気がよく伝わった。選手のアップを中心として、コーチの気配りや優しさ、選手とのコミュニケーションをよく捉えていた。
• 「流した涙の数だけ選手は成長した」との最後のナレーションが心に残った。あのような心に残る言葉を最後に聞くことができたのは良かった。
• 子供達にもう少しスポット当てて欲しかった。生徒が頑張っている姿、生徒がコーチの言葉に対してどのように応えていったのか、一人一人がどのような気持ちで練習しているのかということももっと知りたかった。子供達の言葉をもう少し取り入れて、子供達が変わっていく姿を描かれるとより良かったと思う。
• 現チームが、企画前にどの程度の実力であったのかという説明がなかった為、結果として新人戦で準優勝、春高バレー予選で準決勝まで勝ち上がったことが、今までの実力通りなのか、7ヶ月コチキャラをやったことによる結果なのかということがよく分からなかった。
• 「コーチングキャラバン」という企画自体が、全国の子供達に夢を与える素晴らしい企画であり、番組に関しても、充実した7ヶ月間取材が素晴らしく、子供達の成長が私達に画面を通して直接見ることができ説得力があった。
• 小学生、中学生の生徒が、この番組の高校生を見てスポーツを始めようかと考えてくれれば良いと思う。放送された時間帯も日曜日の昼で、小学生、中学生も興味を惹くような構成、演出をしていただいた方がより効果的だったと思う。
• 今後の番組では、弱いチームが強豪チームに挑む姿、その過程を番組にして欲しい。生徒を目覚めさせ、先生も巻き込んで皆で向かっていく番組を見てみたいと思う。そのような番組を制作されると、子供達にとって教育にもなり、支援にもなると思う。