番組審議会

第385回　平成16年3月23日

議事の概要

• 楽情報と地域情報でローカル色豊かな楽しい番組だと思う。どちらかというともっと音楽の情報や中心市街地の情報が多かったようなイメージがあったが、今回は、高崎町と延岡の島野浦の情報ということで、自分の既成概念と随分ずれていてびっくりした。
• 霧島さんの生CMは、番組との一体化ということでは、とても面白いと思う。やはり地場企業が今後情報を発信する中で、このCMというのは色々な発想の元になるような気がする。
• 川嶋あいさんがなぜこの卒業ライブに来ることになったのかという経緯は情報として欲しかったと思う。
• インフルエンザで熱のある子供をテレビに映したところは少し疑問に思った。これが大人であったら拒否されるのではないかと思う。やはり熱があるのだから本当に苦しいと思う。そこは何も家に行かなくてもよかったのではないかと思う。
• HOT WAVEは若者向けの番組という感じが強いが、今回はまさしく地域に根ざした番組という感じで嬉しい気持ちになった。
• この島野浦は、フェリーで通うが、なぜ子供達が泣いたのかというのは、恐らく高校に行くと下宿をすることになり、みんなバラバラになってしまうからだと思う。その辺りの背景をもっと紹介していただくとよかったのではないかと思う。
• スポンサーと番組の調和が実にうまくとれている。
• 生CMの時、食材に宮崎県内の特産品を集めて紹介をされているが、今回、この’日向のはまぐり’についてもう一言ぐらい欲しいと思う。もう少しPRしてもらえたら良かったのではないかという気がして、物足りなく感じた。
• 島野浦の卒業式はHOT　WAVEの枠を外れて見入ってしまった。短い時間でよく一つの番組として綺麗に出来上がっているなと感心したし、何と言っても島野浦の子供達の素直さに感動した。
• 前半はけっこうテンポが早く、場面が次々に切り替わるということで、情報をできるだけ与えるという効果はあったと思うが、その分それぞれが細切れになってしまい、物足りない面もあったように思う。
• この島野浦中学校がどのようなところなのかということは知らない人もかなりいると思う。島野浦というのはこういうところだという周辺の映像などを最初に見せたり、学校を支えている地域の方の生活の姿なども映像として出してもらうと、地域一体となって子供の教育が行われているんだということがもっと説得力のある形で示されたのではないかと感じた。
• 高崎町の食材のコーナーが少し中途半端のような感じがした。
• この番組は子供達にとって、本当に一生心に残る記念すべき番組になったと思う。それだけでも高い評価を与えたいと思う。恐らくこれをビデオに録って、これからの人生の大きな財産にしていくだろうと思う。