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番組審議会

第369回 平成14年10月22日

期日 平成14年10月22日
場所 株式会社テレビ宮崎 会議室
議題 ヒューマン九州21「食の仕掛人の挑戦~日米2人の友情」
放送日

主な内容

  • 企画内容
    2002年7月、宮崎にちょっと変わったレストランがオープンした。デリカテッセンと呼ばれる自由に選べるお惣菜が80種類。メニューは全部で220種類にものぼる。お店のコンセプトは、宮崎の食材を使いヨーロッパの技法で調理して、世界の調味料で味付けするというものである。そして豪華なレストランウエディングまで開くことが出来る。
    こんなお店の仕掛人は、アメリカ人実業家マイケル・インディゴさん(33歳)と静岡県熱海市出身のフードプロデューサー佐野崇博さん(38歳)。一見、宮崎に縁もゆかりも無い2人がどうして宮崎にレストランを出すことになったのか。日米2人の国境を越えた友情と共通の夢を紹介する。

議事の概要

  • 流れは良いと思うが、銀行が出て、豚が出てというあの辺の運びは飛び過ぎの感があった。
  • 海をバックにしたインタビューの場面があったが、宮崎の食材と自然をマッチさせてうまく表現されていると思った。番組の中に喜怒哀楽があり、登場者の心理をうまくつかんで表現している番組だと思った。
  • 他県の人達に対して宮崎の良いイメージ、例えば養豚場にしても、西都の野菜農家にしても普段見えない部分においてもしっかりやってますというコメントや映像があり、宮崎の食のクリーンなイメージの良いPRになったのではないかと思った。
  • フードプロデューサーがどういう仕事なのか、経営コンサルトもどういう形でされているのかというところが少し分かりにくかった。
  • 何よりテンポが良かった。ヒューマン九州ということだが、人に焦点を当てるという意味で人柄が実に良く出ていて見事なものだった。
  • この番組のお店がどこにあるのかが分かりにくかった。九州全体がターゲットであることを考えると、場所や、店の周りの雰囲気が欲しかった。
  • 普段のお店のお客が料理にどれだけ満足しているかという様子がワンカット欲しかった。それが無いために、作る側のプライド、アピールの部分ばかりが強調されていた。
  • このお店が日常的に宮崎の食材をどのように確保しているのかということが知りたかった。
  • 最初に疑問を投げかけて、後にそれがだんだん解決されていくというパターンで、目が離せなかった。見終わった後に良かったなと思えるような仕上がりが非常に素晴らしい。
  • 2人が本当に協力してやっていくという描写が少し物足りなかった。
  • 面白いところに目をつけられたなと着眼の良さを感じた。シアトルでの2人の出会いという国際化の象徴的な出来事がそもそもの出発点になって、それと地域の食材へのこだわりというものが結びついている。それがテンポの良い展開の中で解明されていくところが面白かった。
  • 地元志向の番組作りをしている時にどうしても情緒的な部分にアクセントを置く作り方、情に訴える構成が多いが、これはその部分ができるだけ排除され、地元で作った番組としてはある意味従来の視点とは違う構成で新鮮に感じた。

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