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夏のおわりに 2017年09月30日

仕事が終わって会社から出ると、ほんのり金木犀の香りがしました。
私の大好きな香りです。
宮崎のアツい夏も終わって秋が近づいているんだな…

あ!
秋を迎える前に夏の思い出をつづらなければ!!
久々のブログとなってしまいすみませんm(_ _)m

 

 

この夏は、素敵な出会いがありました。

今年の24時間テレビで取材させていただいた、釈迦郡知佳(しゃかごおり はるか)さんです。

 

アルバイトをしたり友達と遊んだりと、かわいらしい笑顔が印象的な22歳の女の子です。

一見健康そうな彼女ですが、
原因不明・治療法も見つかっていない難病「クローン病」と闘いながら生きています。

 

クローン病とは、全ての消化器系が炎症を起こす病気。
激しい腹痛などさまざまな症状がありますが、
具体的な例として、腸同士がくっつき、それをはがそうとすると腸が破れてしまうこともあります。

 

はるかさんは昔からソフトテニスをしており、
県大会では準優勝するなど全国制覇を目標に猛練習の日々だったそうです。
けれども病気によって、それは諦めざるを得ない夢となってしまいました。

悔しくて自暴自棄になって、大切な人を傷つけて。
そんな毎日が続きました。

しかし、はるかさんはたくさんの悲しみから立ち上がりました。

そして、「何気ない毎日を大切にしたい」
その思いから、写真を撮るようになったそうです。

私もはるかさんに写真を撮ってもらいました。
はるかさんは人が好きで話しているときは常に笑顔なんです。
そうすると撮られている私たちも楽しくなってきて、自然と笑顔になります。

 

今回の取材ではるかさんと一緒に過ごして、私はたくさん元気をもらいました。

「自分がクローン病だからこそ、つらさや向き合い方を伝えていくことができる」と
健気に生きるはるかさん。
その存在は、クローン病で悩む方に希望の種をまいていると思います。

 

 

難病「クローン病」は若者を中心に増えています。

クローン病のこと、そしてはるかさんのことをもっと知ってもらいたい。
つよく、つよく感じました。

私たちにできることは、
ちょっとした気遣いや「大丈夫?」といった声かけ、それでいいんです。

 

はるかさん、つらいときにはいつでも頼ってね。
私たちは応援しています。
そして、いつか治療法が見つかると信じています。

 

ずっと大切にしていきたい出会いがあった、今年の夏でした。

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