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酒井晋一郎

天気のサカイ目

雲粒と雨粒 2021年04月02日

新年度に入りましたが、すっきりとした晴れにはならずに天気がぐずついています。

週末の雨が通り過ぎた後も、雲が取れにくい天気が続くようです。

 

ところで、空に浮かんでいる雲は、小さな水や氷の粒でできているので、地面に落ちずに上空に浮いていることができますが、雲の粒の大きさは、どれくらいだと思いますか?

身近にある「髪の毛の太さ」と比べて考えてみてください。

 

雲の粒の大きさは、

①髪の毛の2倍以上、②髪の毛とほぼ同じ、③髪の毛の半分以下

 

 

 

 

 

正解は③です。

 

浮かんでいる実際に存在している雲の粒の大きさは、半径0.001ミリ~0.01ミリなのに対し、髪の毛の太さは半径およそ0.05ミリとなっているので、肉眼では見分けられないほどの小ささなんです。

 

ちなみに、代表的な雨粒とも比べてみると、

210402雲粒・雨粒の大きさ.jpg

雲粒:0.01ミリ 霧雨の粒:0.1ミリ 雨粒:1ミリ

 

となっているので、雨粒は雲粒の100倍以上の大きさがあります。

 

この週末も天気が崩れるので、1ミリの雨粒が降ってきそうですね。

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