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酒井晋一郎

天気のサカイ目

梅雨明けはまだ 2019年07月12日

今日は朝から晴れて、梅雨が明けたかのような天気となりました。

これだけ青空が広がったのは、久しぶりのように感じます。

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ただ、梅雨前線は北に押し上げられたわけではなく、いったん途切れた梅雨前線が復活して九州に近づきつつあります。

 
2週間前の「天気のサカイ目」の中で、アブラゼミの初鳴きが観測史上2番目に早かったことを踏まえて、平年より早い711日ごろに梅雨明けしてくれることを期待したい、と話したところですが、実際に期待どおりにはなりませんでした...。

https://www.umk.co.jp/otenki-blog/post-27.html

 
もしかしたら、6月半ばは雨の日が少なかったために、アブラゼミも梅雨が明けそうだと勘違いして地上に出てきてしまったのかもしれません。

また、アブラゼミが地中で過ごすのは6~7年とばらつきがあるので、昨年の晩夏に羽化するタイミングを逃したセミが、今年の夏が本番になる前に地上に現れた、ということも考えられますね。

 
さて、九州南部の梅雨明けまではまだ時間がかかりそうですが、この3連休中に奄美地方が梅雨明けとなりそうです。

 
平年の奄美の梅雨明けは629日となっているものの、今年の梅雨時期は長く、715日の梅雨明けとなれば、観測史上最も遅い記録に並ぶ可能性もあります。

 
平年では、奄美が梅雨明けした15日後に九州南部でも梅雨明けとなるので、今年も同じように日数差があると仮定すると、

 
九州南部の梅雨明けは730日になってしまいます...。

 

 

長い...。

 

 
とはいえ、梅雨入り・梅雨明けは5日間程度の移行期間があるので、30日から5日間早めた、725日ごろに梅雨明けしていることを願っています。

 





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