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桜の開花と「花」のなりたち 2022年03月18日
今週は初夏の陽気が続いたことで桜の生長が一気に進み、ついに今日は桜の開花が発表されました。
去年より遅いものの、平年より5日早い開花となっています。
ところで、今回は「花」という漢字の成り立ちを紹介したいと思います。
「花」は、「くさかんむり」に「化(ばけ)る」という文字で構成されており、「化(ばけ)る」の部分の解釈が重要となっています。
「化」の左側は「にんべん」なので、人間の様子を表しています。
左側は人間が倒れている様子、右側は人間が座っている様子なんです。
この2つを合わせて、「化」姿や状態を変えることを意味しています。
そして「くさかんむり」を冠せることで、つぼみが開き、花が咲き、やがて散る、という姿を変化させる植物の部分、つまり「花」のことを意味するものとなったんです。
開花した桜の花がこれから満開になって、桜吹雪として舞い散る、変化していく様子を楽しみたいですね。