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番組表
雨・雪を分ける条件 2022年01月07日
今週は雪が降ったところもあり、首都圏では大雪となりましたね。
今回は、天気が悪い時に雨になるか雪になるかの条件を紹介したいと思います。
気温が低い方が雨よりも雪になりやすい、ということは感覚的に分かると思います。
例えば、「気温0度」では雪が降りやすそうですが、「気温5度」では雪は溶けて雨になりそうですね。
ただ、気温があまり低くなくても、雪になる条件があります。
それは「湿度」です。
気温と湿度の組み合わせから、雨か雪かを判別する表もあって、
湿度が低いほど雪の可能性が高くなっていますね。
例えば、地上の気温が「5度」のときを確認すると、湿度60%以上では雨ですが、湿度が50%程度まで下がると雪が降る可能性が高くなっていますね。
これは、水が蒸発するときに、乾燥しているほど気化熱が奪われるためです。
お風呂上りに体を拭かないと寒くなるので、体感的に分かるのではないでしょうか。
気温だけでなく、湿度をチェックしながら雪に変わるかどうか予想をすると、面白いかもしれませんね。