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酒井晋一郎

天気のサカイ目

新しい平年値 2021年05月07日

今週は沖縄地方や奄美地方で梅雨入りが発表され、平年より早い梅雨入りとなりました。

なお、梅雨入りの平年値は、今年から変わっています。

 

まず、平年(値)とは数値や日にちの30年間の平均のことで、10年ごとに更新されます。

平年値を計算しているのは、気温や降水量といった観測データのほか、台風の発生・上陸数、さくらの開花日・満開日など、広い範囲に渡っています。

 

現在使われている平年値は、1981年~2010年までの30年平均ですが、今月19日からは、1991年~2020年までの30年平均に更新されます。

なお、梅雨入りに関しては、すでに新しい平年値が使われています。

 

そして、気になる九州南部の平年の梅雨入り・梅雨明けの日はこちらです。

210507平年の梅雨入り・明け.jpg

去年までの平年値は5月31日ごろの梅雨入り、7月14日ごろの梅雨明けでしたが、今年からは梅雨入りは5月30日ごろ、梅雨明けは7月15日ごろに変わり、梅雨の期間は2日長くなって46日間となりました。

平年はあくまで平均値なので10年ごとに変わっていくものですが、大雨への備えや防災に対する心構えは変えず、最新の情報を取り入れながらこれからの梅雨や台風の時季を乗り切っていきたいですね。

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