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酒井晋一郎

天気のサカイ目

「にすい」の漢字 2018年02月07日

「にすい」とは漢字の部首のことですが、水に関係する漢字が「さんずい」であるのに対して、「にすい」は主に氷に関する漢字に使われています。

この時季は寒気に関する話題を常にしているので、ちょっと視点を変えて、寒さに関係している「にすい」の漢字を調べてみました。

「にすい」とは、氷を透かしたときに見える筋目の形を示していて、すぐに思いつく「にすい」の漢字としては、「冷」や「凍」が挙げられるのではないでしょうか。

また、部首は「にすい」ではないものの、漢字の中に「にすい」の部分を持つ、「冬」や「寒」も氷に関係する漢字です。

特に、「寒」という漢字に注目すると、この漢字の部首は「うかんむり」。

「うかんむり」は屋根を示す部首なのですが、屋根があるのにどうして「寒さ」につながるのか、気になりませんか?

漢字の意味を紐解いていくと、「うかんむり」の直下にある、縦2本、横3本の線は、れんがや石を積んでいる様子を示していて、手で穴を塞いで、「寒」の字の下に位置する氷(にすいの部分)の冷たさを防いでいる、という状態なのだそうです。

確かに、部屋の中で暖房をつけていても、屋外の冷え込みが室内まで伝わってくるような寒さが続いているので、「寒」という字の成り立ちにも納得がいきます。

まだまだ「にすい」の漢字を目にする機会が多いのですが、今月の後半ごろになれば、「にちへん」の漢字が増えてくるのではないでしょうか。

 

「春」とか「暖」とか。

 

参考文献:『漢字源 改訂第五版』

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